先日、キッチンダッチオーブンで、ローストチキンを作ったが、見た目がいまいちだったので、再び挑戦だ。縁の部分にアブラが大分溜まってきて、蒸気の噴出しが多くなってきたので、スケーザーで剥ぎ取って、その部分だけ、新たにシーズニングする。
針が小さい頃(恐竜が生きていた時代だよ。(笑)テレビは白黒だったが、西部劇とか、海賊物とか、クリスマスの宴会パーティー等で、出てくる、ご馳走というと、それはローストチキンの股肉を片手に片手には酒を持ってドンチャン騒ぎというのが、定番だった。その影響か、ご馳走=ローストチキンという構図が出来てしまっているのだ。(何とも安いご馳走だね。)
見た目というのは、キッチンダッチオーブンでは旨みに点では申し分ないのだけれど、焼き色を付けたいと思い、いろいろ考えたが、最初に底にアブラをひいてまず背中と腹を焦がそうと思った訳だ。何故なら、キャンプダッチオーブンなら、上の蓋に炭を乗せて、焦がす事が出来るのだが、キッチンDはそうはいかない。また蒸しあがってから、焦がそうとすると、身が崩れたり、足がズボッと抜けてしまうかも知れないので、最初に焦がすほうが、理にかなっているぞ。
こんな具合だ。いい感じに焦げていかにも美味しそうだ。この後、ちょっと、中火で約1時間蒸し上げる。じきに、蓋の合わせ目から、シューシューと音を立てて蒸気が出てくる。以前みたいに、スカスカに出てこない。蓋の裏側のイボイボから、美味しい旨みがポタポタと滴り落ちているんだろうなあ、と思いながら、じーっと、蒸しあがるのを待つ。この一匹で、1700円程度。かなり大きいので一家5人でたらふく食べてもまだ、大分余る。
あまりに美味しいので、食べるのに夢中になってしまったので、写真を撮るのを忘れそうになった。。これなら、Sindy邸のスペアリブに匹敵するだろうな。
9月の第3週の連休にお山に来られる、H川夫妻、カナブンさん。第4週に来られる、釣り仲間にこれを出してあげようと思っている。