皆さん、枕はどんなのをお使いですか。針は横を向いて寝るのが癖ですので、丈夫なピローケースを2枚重ねて、中には蕎麦殻(小さい蕎麦枕2個)をたっぷり入れて寝ています。
針の友人に「ズルビキ君」というのがいますが、あるとき「自分は肩が凝って、蛍光灯の光が駄目なんです」、「何が原因なんですかね?」と言われた事がある。
針は、先天的なものじゃない限り、物理的に原因を考える。(物理の授業は全く弱かったのにね(爆)。・・・・と言うのは「前は何ともなかったのに」とか「若い頃は・・・」と聞くと、そうなったのは、何らかの物理的な要因がある。と推理する訳であります。何かシャーロックホームズみたいな言い方だね。・・・で、彼も腰とか膝が痛くなるし、最近特に首回りが気持ち悪いと言っている。
そこで針は彼に聞いてみた。「ズルビキは寝るときに上を向いて寝るかい、それとも横を向いて寝るかい?」と。布団は何枚重ねているかい?。皆さん良く聞く言葉に「年経ったら、腰の為に、薄めのせんべい布団がいいですよ」と。
針はここでちょっと、疑問を持つのだ。針の家は板の間であるが、よく寝転がってテレビを見たり、居眠りする時等は、若かった時はまだ、良かったが経年に連れて起きる時にしんどくなるでしょ?。だんだん経年とともに、辛くなってくるのだ。
せんべい布団も若いうちはいいが、だんだん肩の辺が痛くなってくる。これは枕と布団にあると思っている。低いぺニャぺニャの枕で、せんべい布団で寝ていると(横向きの場合)、肩が立っているのに、頭は下に下がっている。言葉を変えると、硬い床が肩を突き上げて、頭が下に残った感じだ。極端に言うとわざわざ、最初から「寝違える」状況を作って寝ている訳だ。
人間寝ているときに一番負担のない寝相は立っているそのままの姿勢で寝る事だ。横を向いて寝る人の場合、枕は大きく頭をがっちり支えてくれる、、そして、頭の形にフィットする、蕎麦殻の枕。基本は肩の幅の高さだ。
布団はせんべいでもいいから、2枚重ねる事。出来れば一番下には硬目のマットがあるといいと思っています。
体を布団に預けた時に肩も自然に布団に沈んで 体をぐーっと、支えてくれる布団が、いい布団と言える。
その「がっちりと体をささえてくれる。」のを頭に入れて、寝設計(そんな言葉があるかって。)を考える。枕が適していないと頚椎が痛むのよね。頚椎が痛むといろいろの弊害が出てくる。それが毎日のように、習慣となるのだ。これでは、悪い状態を毎日自分から進んでしているのと同じだ。
その後ズルビキ君は蛍光灯の光でもクラクラしなくなったし、針も肩が外れるような痛みはなくなりました。
逆に上を向いて寝る人は枕が高いと首が、折れて頭の先が必要以上に上がってしまい、呼吸も苦しいし、寝違える原因になるかと。その場合はやはり蕎麦枕で厚さが5~10cm位までの薄い枕がいいと思いますが大きい枕で寝たい場合は肩から乗せるように寝るのだ。だから大きい枕がいいのよ。
また人間、寝相と言うものがある。寝ている間でもアッチコッチゴロゴロと寝相を変える。辛い寝相をしていると、無意識のうちに寝相を変えて、自分にとって楽な姿勢になるので、いろいろ考えて見るといいよね。蕎麦枕はある程度の状況の変化にもファジーに対応してくれるよ。 次は腰痛についてだ。