大河原峠の外話。落石があるんじゃないかと、恐々と走っていると、道路脇に何やら、黒っぽいものが立っています。案内板かな?と思って見ていると、あれれ!。剥製か何かの置物か?。・・・と最初は思う程。段々近づくと「オー!、」「もしかして鹿君か!」「それも雄鹿だ!」
あまりにも、ジーッとして動かないので剥製の置物じゃないかと思っちゃった。自然の中でそんな事ないのだけれど、それ程動かなかったのでそう、思っちゃった。
慌てて、カメラをカミサンに、スイッチを「ON」にして渡したぞ。何故なら相当慌てていたので多分スイッチを入れないで、シャッターを押すんじゃないのかって思ったからなのだよ。(笑)
カミサン其処からは、新聞記者の動きそのもの!。強欲にシャッターを押し続けましたぞ。
針の所の付近にも鹿君は頻繁に出没するのだが、雌鹿の子連れ。前の蓼科牧場なんかは、別名鹿牧場と言われる位なのだが、雄鹿君は物凄い警戒心なので、針が蓼科に来てから、一度も見たことはない。(雌鹿はよく見れるんですがね。)
しかし、なかなか、立派ですなあ!。貫禄があるね。威厳すら感じられるぞ。何枚かいい加減枚数が撮れた頃やっと雄鹿は山を登り始めた。こっちを気になるらしく振り返りましたぞ。
「こらこら、何時までお尻の写真写してるんだ!。(怒)」って言っているみたいだ。
・・・・・・・・・・・フン!。何でい!。何か用かい?。
しかし、身軽ですねえ。グイグイと登って行きます。
あっという間に山の中に消えて行きました。あー!、動物園の中で見るのと違って感動しますねえ。檻の中で目が「ドロ~ン」としている、鹿君とは違うね。もののけ姫に出てくる、でいだらぼっちをチョット思い出しました。