前回に苦土石灰で土質改良をして、発酵あぶらかすを施肥した訳ですが、ほんの一か月足らずで、結構いい成長ぶりを見る事が出来ました。山は植物にとって「戦争の場」でお日様や栄養分を競争で争って生きています。
だから、本当のことを言えば平等に分け隔てなく育って貰いたいのですが、やはり主体が「木瓜」の畑なので周りの雑草(結構山野草が混じっています)はご遠慮願いたい。
なので、他の仕事の合間をぬって草刈りをします。肥料の力って凄い物がありますね。前回とは見違える程いい成長ぶりです。
木瓜」は本来野生種に近いので肥料はあまり必要な言って思っていましたが、やはり施肥した方がいいね。盆栽の先生のモカパパさんから聞くところによると、花の終わった時に「お礼肥」をすると来年の花月がいいのだそうだ。
針外しはこの「教え」を忠実に守っているのは言うまでもありません。
此処までくると来年からはもっと株が大きくなって花芽も沢山付けてくれるだろうと期待しちゃうね。
流石、発酵油粕だ。葉の付き方が半端ではない。この後、今度は「骨粉」と「燻炭」を施肥しますかね。
「木瓜」の立ち姿は皆同じで見分けが付かないと思っていましたが、葉っぱの形状とか小じんまりとしているとか、違うもんだ。
この分だと来年にはもう少し花芽が多くつくかも知れないね。ただ普通の「梅」とかと違って翌々年に花が付くので辛抱が肝心だ。