『かみがつくる宇宙―ミクロとマクロの往還』 市原湖畔美術館

市原湖畔美術館
『かみがつくる宇宙―ミクロとマクロの往還』
2024/10/19~2025/1/13



紙を素材に作品を手がける3名のアーティストを紹介する展覧会が、千葉県の市原湖畔美術館にて開かれています。

それが『かみがつくる宇宙―ミクロとマクロの往還』で、会場では布施知子、安部典子、柴田あゆみが三者三様に多彩な作品世界を見せていました。



まず無限折りなどの折りの作品で知られ、世界的折り紙作家として活動する布施知子は、『むくむくとねじねじ』と題したインスタレーションを展開していて、多様な折りによる紙が縦横に連なっては、さも美術館の周辺の里山のような景色を作り上げていました。



紙を重ねては切り込み、彫刻的な表現を手がける安部典子は、特殊照明作家の市川平とコラボレーションした『White Niget(白夜)』と題した作品を展開していて、紙によって生み出された地層が大陸のように広がる光景を見ることができました。



吹き抜けの空間へ繊細かつ大掛かりなインスタレーションを展示した、柴田あゆみの切り絵による『いのちの詩』も見応えがあったかもしれません。



わずかに揺れながら、シャンデリアのように吊るされた切り絵を見ていると、あたかも生命の源が地の底から噴き上がる光景を前にしているかのようでした。

紙が織りなす神秘の世界を体感!『かみがつくる宇宙―ミクロとマクロの往還』が開催中|Pen Online


12月21日(土)には、市原鶴舞バスターミナルと市原湖畔美術館を行き来する無料のシャトルバスが運行されます。

シャトルバス運行のお知らせ(12/21)

東京駅、及び横浜駅からの高速バスにて市原鶴舞バスターミナルまで行くことができます。詳しくは上記リンク先をご覧ください。



撮影も可能です。2025年1月13日まで開催されています。

『かみがつくる宇宙―ミクロとマクロの往還』 市原湖畔美術館@LSM_ICHIHARA
会期:2024年10月19日(土)~2025年1月13日(月・祝)
休館:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)。
時間:10:00~17:00(月~金)、9:30~19:00(土曜・祝前日)、9:30~18:00(日曜・祝日)
 *入館は閉館の30分前まで
料金:一般1000(800)円、65歳以上、大学・高校生800(600)円。
 *( )内は20名以上の団体料金。
住所:千葉県市原市不入75-1
交通:JR線五井駅から小湊鉄道にて高滝駅下車、徒歩約20分。
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