都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
2022年上半期に見たい展覧会5選
2022年を迎えて、さまざまなWEBメディアや美術雑誌を中心に、今年注目したい展覧会の特集が組まれています。
そのうち『「Pen」が選んだ、2022年上半期「必見の展覧会」5選』に寄稿しました。
「Pen」が選んだ、2022年上半期「必見の展覧会」5選
https://www.pen-online.jp/article/009776.html
ここで取り上げたのは以下の5展です。
1.『ミロ展―日本を夢みて』 Bunkamura ザ・ミュージアム【2/11~4/17】
2.『空也上人と六波羅蜜寺』 東京国立博物館【3/1~5/8】
3.『開館記念特別展 モディリアーニ』 大阪中之島美術館【4/9~7/18】
4.『東北へのまなざし1930―1945』 岩手県立美術館【4/9~5/15】
5.『ゲルハルト・リヒター展』 東京国立近代美術館【6/7~10/2】
いずれも話題を呼びそうな展覧会ばかりですが、日本との意外な接点を探る『ミロ展―日本を夢みて』や、新たにオープンする大阪中之島美術館の『開館記念特別展 モディリアーニ』は、多くの西洋美術や絵画ファンの人気を集めるのではないでしょうか。
また2005年から翌年にかけて金沢21世紀美術館とDIC川村記念美術館で開催されて以来、16年ぶりとなるドイツの現代美術家、ゲルハルト・リヒターの個展も、60年にわたる創作の全貌を明らかにする展覧会として注目されそうです。
ゲルハルト・リヒター『シルス・マリア』 2003年 東京国立近代美術館「MOMATコレクション」展より
さてこの他にも今年の上半期は期待したい展覧会がいくつもあります。そこで「Pen」にて取り上げられなかったものの中で、6月までに開催される展覧会をいくつかピックアップしてみました。(巡回展を含みます)
『シダネルとマルタン展』 SOMPO美術館(3/26〜6/26)
『メトロポリタン美術館展』 国立新美術館(2/9〜5/30)
『上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー』 三菱一号館美術館(2/18〜5/15)
『フランソワ・ポンポン展』 佐倉市立美術館(2/3〜3/29)
『ミケル・バルセロ展』 東京オペラシティアートギャラリー(1/13〜3/25)
『Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―』 大阪中之島美術館(2/2〜3/21)
『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』 東京都美術館(1/22〜4/3)
『生誕110年 香月泰男展』 練馬区立美術館(2/6〜3/27)
『浅田政志展(仮称)』 水戸芸術館(2/19〜5/8)
『森村泰昌:ワタシの迷宮劇場』 京都市京セラ美術館(3/12〜6/5)
『没後50年 鏑木清方展』 東京国立近代美術館(3/18〜5/8)
『カラーフィールド 色の海を泳ぐ』 DIC川村記念美術館(3/19〜9/4)
『サロン!雅と俗-京の大家と知られざる大坂画壇』 京都国立近代美術館(3/23〜5/8)
『大蒔絵展ー漆と金の千年物語』 MOA美術館(4/1〜5/8)
『モネからリヒターへ 新収蔵作品を中心に』 ポーラ美術館(4/9〜9/6)
『生誕100年 清水久兵衛/七代六兵衛』 千葉市美術館(4/13〜7/3)
『北斎 大英博物館所蔵作品を中心に』 サントリー美術館(4/16〜6/12)
『ボテロ展 ふくよかな魔法』 Bunkamura ザ・ミュージアム(4/29〜7/3)
『特別展 琉球』 東京国立博物館(5/3〜6/26)
『自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで』 国立西洋美術館(6/4〜9/11)
『ガブリエル・シャネル展』 三菱一号館美術館(6/18〜9/25)
2021年はコロナ禍によって、いくつかの展覧会が中止、もしくは休止に追い込まれたり、会期の短縮などを余儀なくされましたが、世界的な新変異株の爆発的感染拡大により今年も影響が出ています。
そのうち1月22日から東京都美術館にて開催予定だった『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』が、展覧会の準備を予定通りに行うことが困難になったため、開幕日の延期が決まりました。また東京都は上野動物園などの都立施設の休館を独自に決定し、美術館においても東京都現代美術館の『MOTコレクション』などが当面の間休室となります。(企画展については通常通り開催。)
ともかくすべての展覧会が無事に開幕されることを願うばかりですが、最新の開催情報は各美術館などのWEBサイトにてご確認ください。
そのうち『「Pen」が選んだ、2022年上半期「必見の展覧会」5選』に寄稿しました。
「Pen」が選んだ、2022年上半期「必見の展覧会」5選
https://www.pen-online.jp/article/009776.html
ここで取り上げたのは以下の5展です。
1.『ミロ展―日本を夢みて』 Bunkamura ザ・ミュージアム【2/11~4/17】
2.『空也上人と六波羅蜜寺』 東京国立博物館【3/1~5/8】
3.『開館記念特別展 モディリアーニ』 大阪中之島美術館【4/9~7/18】
4.『東北へのまなざし1930―1945』 岩手県立美術館【4/9~5/15】
5.『ゲルハルト・リヒター展』 東京国立近代美術館【6/7~10/2】
いずれも話題を呼びそうな展覧会ばかりですが、日本との意外な接点を探る『ミロ展―日本を夢みて』や、新たにオープンする大阪中之島美術館の『開館記念特別展 モディリアーニ』は、多くの西洋美術や絵画ファンの人気を集めるのではないでしょうか。
【新着】「Pen」が選んだ、2022年上半期「必見の展覧会」5選 https://t.co/Nlu4ogfSSY
— Pen Magazine (@Pen_magazine) January 7, 2022
また2005年から翌年にかけて金沢21世紀美術館とDIC川村記念美術館で開催されて以来、16年ぶりとなるドイツの現代美術家、ゲルハルト・リヒターの個展も、60年にわたる創作の全貌を明らかにする展覧会として注目されそうです。
ゲルハルト・リヒター『シルス・マリア』 2003年 東京国立近代美術館「MOMATコレクション」展より
さてこの他にも今年の上半期は期待したい展覧会がいくつもあります。そこで「Pen」にて取り上げられなかったものの中で、6月までに開催される展覧会をいくつかピックアップしてみました。(巡回展を含みます)
『シダネルとマルタン展』 SOMPO美術館(3/26〜6/26)
『メトロポリタン美術館展』 国立新美術館(2/9〜5/30)
『上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー』 三菱一号館美術館(2/18〜5/15)
『フランソワ・ポンポン展』 佐倉市立美術館(2/3〜3/29)
『ミケル・バルセロ展』 東京オペラシティアートギャラリー(1/13〜3/25)
『Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―』 大阪中之島美術館(2/2〜3/21)
『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』 東京都美術館(1/22〜4/3)
『生誕110年 香月泰男展』 練馬区立美術館(2/6〜3/27)
『浅田政志展(仮称)』 水戸芸術館(2/19〜5/8)
『森村泰昌:ワタシの迷宮劇場』 京都市京セラ美術館(3/12〜6/5)
『没後50年 鏑木清方展』 東京国立近代美術館(3/18〜5/8)
『カラーフィールド 色の海を泳ぐ』 DIC川村記念美術館(3/19〜9/4)
『サロン!雅と俗-京の大家と知られざる大坂画壇』 京都国立近代美術館(3/23〜5/8)
『大蒔絵展ー漆と金の千年物語』 MOA美術館(4/1〜5/8)
『モネからリヒターへ 新収蔵作品を中心に』 ポーラ美術館(4/9〜9/6)
『生誕100年 清水久兵衛/七代六兵衛』 千葉市美術館(4/13〜7/3)
『北斎 大英博物館所蔵作品を中心に』 サントリー美術館(4/16〜6/12)
『ボテロ展 ふくよかな魔法』 Bunkamura ザ・ミュージアム(4/29〜7/3)
『特別展 琉球』 東京国立博物館(5/3〜6/26)
『自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで』 国立西洋美術館(6/4〜9/11)
『ガブリエル・シャネル展』 三菱一号館美術館(6/18〜9/25)
2021年はコロナ禍によって、いくつかの展覧会が中止、もしくは休止に追い込まれたり、会期の短縮などを余儀なくされましたが、世界的な新変異株の爆発的感染拡大により今年も影響が出ています。
【#フェルメール展 開幕日延期】新型コロナウイルス感染拡大の影響により、「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の開幕日をやむを得ず延期とさせて頂く事となりました。新たな開幕日、チケット予約開始日は、展覧会公式サイトhttps://t.co/XyU1W350Ixツイッター等で改めてお知らせ致します。 pic.twitter.com/9kHWFlveGm
— 東京都美術館 (@tobikan_jp) January 6, 2022
そのうち1月22日から東京都美術館にて開催予定だった『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』が、展覧会の準備を予定通りに行うことが困難になったため、開幕日の延期が決まりました。また東京都は上野動物園などの都立施設の休館を独自に決定し、美術館においても東京都現代美術館の『MOTコレクション』などが当面の間休室となります。(企画展については通常通り開催。)
ともかくすべての展覧会が無事に開幕されることを願うばかりですが、最新の開催情報は各美術館などのWEBサイトにてご確認ください。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 『144人のクリ... | 『クリスチャ... » |
2年前のMoMA(リンク)では、日本を微塵にも感じなかったので
非常に興味深い...