高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

交流の姿

2006-12-17 23:14:58 | 日記
シンガポールからのふたりは、今日が最期の夜。スタッフや山村留学生へ一生懸命手紙を書いています。 私達宛はないらしい・・・

昼間は、ニセコへスノーボード体験をしてきました。初めてにも関わらず、ラストはリフトに乗って滑降体験。なかなか果敢でありました。 AKCが風邪気味なのか、ちょっとダウンしていたのが残念でした。

明日からちょっと寂しくなるなあ・・・。

***
道東の町の教育長さんが視察に訪れました。廃校舎を交流施設に利用したいとのこと。12月に入って2件目の視察です。静かな日曜日だったので、イメージしてもらわないとわかりにくかったかもしれませんが・・・。

少子化や財政削減のあおりで、全国津々浦々、あちらこちらで、学校の統廃合が行われ、廃校になる学校が年々増加しています。 考えてください。それまで、子ども達が通っていた学校が閉鎖された地域の様子を・・。 それはそれは寂しい風景となります。小さな地域・過疎地の学校では、増してやです。

そんな地域資源である、校舎を有効利用したいと考える自治体が増えているようです。 人が出入りしていることが、まずは重要です。 でも、「よそ者」である私達が、地域の人達に知られないような「あやしい」存在であってはなりません。適度に興味を持ってくれるような、「不思議さ」は必要かもしれませんが・・・。

黒松内ぶなの森自然学校は、黒松内町立作開小学校の閉校後、2年目から利用させてもらい、なんとか6回目の冬を迎えています。 いろいろな出来事もありました。だからと言って、今完成された姿があるわけではありません。

過疎地の典型である我地・・・。 私達の役割は、「交流」を創ること。 交流の姿に完成なんてありません。 人が関われば、関わるほど、変化するんですから。
コメント
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