高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

死に方、用意!

2009-12-08 14:22:14 | 日記
私の父親が齢(よわい)八十五の誕生日を迎えました。

誕生日祝いを贈ったのですが、そのお礼のメールが来ました。Eメールを打てるくらいに元気です。

「良くマー此処まで生き永らえたものと、自分ながら感嘆して居る」とのこと。

海軍用語の「死に方 用意!」が掛かった様で、その準備段階として60有余年ぶりに坊主頭にして、久しぶりにサッパリとした、とのこと。

私と30歳違いなのですが、あと三十年、オヤジは無理でしょうが、私がもし生きながらえていたら、自分の状況は想像が難しいです。 少なくとも彼ほどに元気ではないでしょう。 戦前、戦中、戦後の動乱期を過ごし、軍隊にも行き、小さいながらも鍛えらた「身体」と私の身体は、かなり作りが違うように思います。

私の子ども時代・・・生まれながらにして、食品添加物漬けの食品を食べ続けていたのですから。森永粉ミルク中毒、サリドマイド障害は同世代です。PCBなども普通に食器に入ってましたし、DDTなる消毒粉薬を家中に噴霧されましたしね・・・。 これで、基礎身体に影響がないわけがない。

とうてい、八十歳代までは生き延びれないだろうと思ってます。

この「死に方、用意!」っていう、軍隊用語は・・聞いて(読んで)小さく息をのみましたね。そういう時代を過ごした人だったんだと・・・・。

死の準備・・・こういう覚悟は、いつもしていた方がいいのかもしれない・・・。
まあ・・、「明日、(事故で突然)死ぬかもしれない」ということは、私もよく口にしますから、結局、父親の生き様から学び続けていたのかもしれないな・・・。
コメント
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