高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

精錬所跡

2010-11-11 14:04:29 | 黒松内・寿都

 大金(おおがね)鉱山は、1912年(大正元年)に陰山亀太郎が夢で告げられて発見したと伝えられています。(北海道鉱業史)鉱山は、精錬所よりもっと山奥4Km行ったところにありました。

 掘り出された鉱石は、最盛期の昭和15年ころには、一日100-120トンもあったのですが、昭和12年から16年の5年間で精錬された金の累積生産量は、633.4Kg でした。いかに金は貴重な鉱物かがわかります。

 昭和15年の従業員数は437名なので、その家族を合わせると2000名近い人々が鉱山付近で生活していたと思われます。 自然学校がある、昭和9年には旧作開尋常小学校の分校が開設されたのですが、翌年には大金尋常小学校として独立し、戦後は国民学校ともなったと推測されるのですが、詳しい資料が見つかっていません。

 昭和の産業遺跡として貴重な場所です。
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鉱山探検

2010-11-11 10:35:06 | 日記

 黒松内中学の3年生3人を連れて、大金鉱山精錬所跡を探訪。

 散乱している鉱物を見ると、石英質が多く鉱質で・・つまり金鉱石がある鉱脈にあった鉱山です。 

 金色や銀色のものがビカッと何なんでしょう・・まさか、金銀じゃあないよなあ・・、磁鉄工?黄鉄鉱?
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