高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ファンド型NPO 設立へ

2013-05-21 18:42:44 | いろいろシゴト
ついに、本日、懸案だった ファンド型NPO設立の総会に漕ぎ着けました。

実際の運営方法の具体は、まだまだですが、ともかくも組織化をしないことには、動けないので、申請をあげます。

特定非営利活動法人ねおす共育ファンド 設 立 趣 旨 書

1 趣旨
 NPO法人ねおすは1999年の設立当時から、「北海道らしい自然体験文化の創造」「北海道における持続可能な地域社会の創出」を使命とし、幼児から大人と幅広い層を対象に、自然・文化・地域産業を生かした体験活動のプログラムを企画・実施、そしてその活動拠点となる地域づくりに関わることで、「自然と人、人と人、社会と自然」の豊かな出会いの場と機会を創出し、持続可能な地域社会への貢献、関わる人材の育成事業を行ってきた。

「北海道らしい自然体験文化の創造」においては、農山漁村と都市との交流拠点づくりに傾注し、小中学校の宿泊体験活動を推進してきた。子どもの社会性や感性を育む効果が認められながらも、資金、人材不足等の課題から、なかなか大きな広がりを見せていない。また、高齢者、障がい者、医療・介護の必要な人達、幼児に向けての自然体験活動の開発もこれからの課題である。

一方、「北海道における持続可能な地域社会の創出」の使命を果たすためには人材の育成が必要であり、未来を担う若者の想像・創造力と社会的コミュニケーション力(渉外力)を育み行動力につなげてゆくことが不可欠である。これらの力を育むために、学生・若者が社会の一員として成長するための研修ができる制度として「社会的インターンシップ」の概念と仕組みを整えたい。

上記の課題解決のために、広く他領域のNPO、企業、団体等と連携を図る、また、個人・法人から資金を集め、関わる活動の資金助成、人材育成を目的とした中間支援組織として、特定非営利活動法人ねおす共育ファンドを設立する。



                                    2013年5月吉日

                           特定非営利活動法人ねおす共育ファンド
                             設立発起人 秋山 孝二
                                   大木 光恵
                                   高木 晴光 (発起人代表)
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春もみじ

2013-05-21 11:56:04 | 日記
ちょっと曇り空ですが、やっと樹木が芽吹き、花が咲き始めました。北海道ニ木町にて。
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遺伝子組み換え作物? or コミュニティ型農業?

2013-05-21 00:32:57 | 主義・主張

 TPPの問題と絡めて、遺伝子組み換え食品のことをTVのニュースバラエティでやってますが・・、

やはり消費者にとっての「食の安全」のことだけを話題にしている・・・。 
消費者は安く安全な食物があれば、遺伝子組み換え食物でも いいのでしょうか・・・?

虫がつかない作物・・、除草剤に強い作物(他の植物は死んでしまう)が作られるのであって、それは広く生態系に影響がでることなのだが・・・。 ここのところがさっぱり問題とならない、報道でも取り上げない。

大農法にして、安い作物を大量に生産するためには、植物の病気や植物にとっての害虫に強い作物が必要であり、そのために遺伝子組み換え作物が研究され商品化(種子)されている。TPPの農業問題とグローバルな種子会社の国際戦略は、ちっとも地球の生態系の健康のことを考えずに、両者が絡めて推進されようとしている。

推測するに・・園芸花木も同様な遺伝子組み換えが行われているのかもしれない・・・。

真実は・・・、人間の健康の前に・・、ジワジワと人間が地球の健康を損ねているのだ。

また、野菜や花種を買った時に、袋に書いてある産地を見てください・・・。

 もう、日本産の種は皆無に近いですよ。トマトもキュウリもカボチャもインゲンもダイコン、キャベツも・・・。チリ、タイ、アメリカ、ヨーロッパの国々・・・、皆海外産です。

 食料自給率云々が言われていますが、種子ベースの自給率を言ったら、もう10や20%も切っているのかもしれない・・・。日本の種子メーカーも海外進出してしまってます・・・。

 政権が言う「強い農業にする」とは、農業の企業化であって、農業の所得を何倍にもするとアドバルーンをあげているのは、農家でなくて、農業という産業・企業化による農業生産所得総量を言ってます。詭弁です。大きな農業は、アメリカやオーストラリアのように、いち単独経営の農家では支えられなくなると思うな。

 日本の農業は担い手問題だけでなく、海外で自然災害などがあったら、日本の食料安全保障はひとたまりもないくらいに脆弱、日本の農業そのものの仕組みそのものが、たとえTPPで聖域が守られたとしても、未来を描き続けることが難しいのではないかな・・と思う。

だから・・・、私は、
小さな有機農業を集約的にコミュニティサイズ(消費者も生産支援する)で維持し、消費する日本型農業の仕組みづくりも、地球の健康のためにも、いい一手だと思うのだがなあ・・。
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