日本の巨大商社は、第一次産業の拠点を海外に移す試みをしていると昨日、知った。
遺伝子組み換えをしていない大豆の確保は日本における味噌メーカー等、大豆を原料にしている製造業には必須なマーケティングだ。 その大豆を南米でとてつもない大農法で大量に生産、輸出入し、日本の加工メーカに販売するプロジェクトが進んでいる。経済界がTPPを推進するわけだ。 モンサントとも対抗するような世界戦略もすすんでいるのだな・・・。
農産物を低コストで海外で生産、輸出入する、これはジャポニカ米でも可能だろう。 中国にはオーガニック農業を推進しようとする人々もたくさんいた。 圃場そのものを有機農法へ転換するために土壌を入れ替えてしまうようなプロジェクトもある・・・。 グローバル産業の一次産業への参入は想像以上だ。
格差社会は間違いなく進むグローバル時代・・・・
これに対抗するわけではないが、その中で生き抜いてゆく、もうひとつの術は・・・小さなローカルリズムだとつくづく感じる。