高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

象舎

2019-04-26 16:28:43 | 日記

ディズニーの実写版ダンボがいい映画だとラジオでやっていたのを聴いて、観る気になっていた。 札幌へ夕方からの会合出張が2晩続いたので、日中は良いひとり休日となり、映画館へやってきた。シルバー割引世代になっているので、お得だ。 なかなかリアルなCG画像なのだろうな、それなりに楽しめました。

で・・、 本物の象に会いたくなって、午後には札幌円山動物園を訪れました。 旭川の動物園が行動展示とかいって、できるだけ野生の状態で動物を見せるような工夫がされていて、園全体がリニューアルされていて、ひとり歩きなるも楽しめましたね。爺さんひとり歩きはけっこういるもんだと人間観察もしておりました。

札幌円山動物園の活性リニューアルの委員会メンバーだったことがあります。 親しまれてもいた遊園地をどうするか、半場利権化してしまってリニューアルできない飲食店をどうしてゆくかと、死んでいなくなった象の展示をどうするか問題が大きかったように思います。 組織体制についても課題となりました。飼育職員と管理職の接点がほとんどなかったので、園長、副園長、飼育課長を交えた大掛かりな職員ミーティングのファシリテーターもしたことがありました。なかなか冷や汗ものでしたが、「良い機会だった」との評価ももらいました。 このワークショップ進行はボランティアとなり謝金もでなかったのですが・・、代わりにトカラヤギをいただいたというエピソードもあります。

で・・・、問題の象は、国際的な保護基準に合わせると、複数の像を飼わなければならない、飼育場もそれなりに大きくしなければならないという決まりがあり、莫大な費用がかかるので、委員会では購入・建築を見送ったという経緯がありました。

が・・、立派な園舎(室内ばかりでなく、野外飼育場も広い!!)ができて、象も四頭(もっといるのかもしれない・・)はいました。動物園の展示場としては、子どもの頃から見てきた各地各国よりも快適に見えました。

なんでも、大人の世界では費用問題より断念方向だったのですが、子どもたちからの要望もあり、やっぱり象は動物園には必要だよなということに方向転換がなされたと後で聞きました。

元検討委員であった今の感想としては、「やっぱり 象は動物園にいるといいよね・・」

コメント
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