高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

心地よい自然の中で・・認知症の方への自然療育

2012-07-24 15:02:30 | プログラム 自然療育

最初は、「殺される・・、誰かが見ている・・」とブツブツとスタッフにつぶやいていたお年寄り・・。
木を輪切りにした札を紙やすりで磨いてつるつるにする、ひもを通すなどしているうちに・・、少し打ち解けてきました。
ひもを結んだりほどいたりを繰り返しているので・・、

「編み物が上手なんでしょ?」と聞くと、 隣のお年寄りが、
「この人、セーターとか編むんですよ。上手ですよ」と話しに参加。
「そんな、ことないよ」と謙遜
「指先が器用ですよね・・」と私・・

三人での会話がしばし成り立ちました。 お二方は認知症が強く出ており、要介護の程度も高いかたでした。

脳内物質のアミン分泌の活性化、ちょっとふれ合うことで分泌される身体ホルモン、オキシトシン。
どちらも 楽しさや安心感に関係するホルモンです。

室内に帰ってからは、みなさんと唱歌を歌いました。


認知症のお年寄りと自然療育プログラム。グループケアのノアにて。
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