思えば・・、昨年の今日は病院で手術を受けて集中治療室にいました。車にひかれてしまい、背中側の肋骨を13箇所も折るやらヒビを入れられてしまったのでした。 幸い、小さな肺挫傷はあったものの脊椎には異常なく、その後1ヶ月くらいのリハビリで退院することができました。 まあ命びろいしたのですが、上半身がガタガタになってしまい、しばらくは声もかすれて呼吸が浅くなっていましたし、歩くバランスが取れませんでした。 それも今は日常生活には支障なく後遺症と明確に言えるような状況はありません・・・。
しかし・・・、
歩く速度がとても遅くなってしまいました。この夏、消波ブロックをよじ登ったり、カヌーを跨ぐのもぎこちなく、ときにはこけてしまうバランスの悪さも発覚してしまいました。 そして、ちょうど1年たった今日、事故後はじめて、年配の大人の人のガイドで歌才の北限のブナ林を歩きました。 終了点に出てきて、お客様より
「楽しかったです」とお言葉を頂き、とても嬉しかった。 そして、
「歩きやすかったです。私たちに歩調を合わせてくれたんでしょ?」と、
いやいや、それが今のアタシの歩調なのですとは、応えられんかった・・・。
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