高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

電力自由化への障壁づくり

2014-09-22 21:07:36 | 主義・主張

愛媛新聞 2014年9月22日社説より

 経済産業省が総合資源エネルギー調査会の小委員会に、大手電力など原発事業者の優遇策を提案した。電力自由化が進み、市場価格が下がった場合に備え、原発で発電した電気の価格を保証する仕組みの導入を目指す。  具体的には、廃炉や使用済み核燃料の処分に必要な費用も含めて国と大手電力が「基準価格」を設定。市場価格が下回れば、差額を電気料金に上乗せするなどして全国の消費者に負担させる。

http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201409220006.html

滅茶苦茶な政策案だ! 
 端的に言えば電力小売り自由化で経営が苦しくなる既存電力会社を救済する施策だ! 新電力の参入によって既存電力料が新電力より高くなった場合、その差額を保障するというのだ。それも税金投入と消費者が新しい電力会社から買う電気料に上乗せするという経産省の案なのだ!!
「総括原価方式」の撤廃のまるで代替案だ!!! 
原発エネルギーの産官護送船団。原発に頼る既存電力会社の体質を政府は変えてゆくつもりはない。 
 原発から脱却しようとしないアホな経済至上主義!

廃炉費用は、既存電力会社が負担すべきことで、新電力側の電気料金に上乗せする問題ではないだろう。

福一の事故処理は進行中、この費用負担と電気料金もリンクさせるのは、おかしい!!

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10月のハイキング倶楽部

2014-09-21 20:37:40 | お知らせ

北海道の里地里山歩きをしてゆく、ハイキング倶楽部あるっくぅの10月のご案内です。

 秋の紅葉が色づき始める仁木町の低山登山ハイキングと黒松内のブナ林散策です。 秋が徐々に深まりゆく中山間地域を訪ね歩きます。 黒松内ぶなの森自然学校では地域コミュニティ活動「げんき市場」にもご参加ができます。 ゆっくりとしたペースで森の中を歩きましょう。「あるっくぅ」は、歩く、Look(みる)、食べるがコンセプトの健康ハイキングです。  

◆  第15回 仁木町頂白山ハイキング  日時 2014年 10月18日(土) 10:00 仁木然別バス停集合

☆往路

・中央バス利用 08:05札幌駅バスターミナル発岩内行乗車 09:56 仁木然別下車・ピックアップ

・黒松内ぶなの森自然学校発 08:15 スタッフ車への同乗できます。

☆予定コース

 10:15  登山口へ移動、登山開始 休憩をはさんでゆっくりと登り1時間半程度で山頂

 12:15  昼食(各自)をとり下山開始 13:30頃 登山口着。きのこ王国でも食事ができます。

 ☆往路

 ・中央バスバス 14:22 仁木然別発 札幌バスターミナル行  札幌駅着 16:18

 バス代は片道1,200円程度です。

 ☆オプションとして、黒松内ぶなの森自然学校に移動、宿泊、翌21日(日)の第16回ハイキングに参加できます。 黒松内への移動途中に岩内の温泉に立ち寄りたいと思います。

 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

◆  第16回 黒松内町の北限のぶな林歩き 

日時 2014年 10月19日(日) 10:00 ぶなの森自然学校集合

☆予定コース

10:00 自然学校出発、車で15分ほど移動した添別地域のぶな林を散策します。昼食は、地域コミュニティ活動「げんき市場」を予定しています。

☆往路 ・中央バス利用 岩内バスターミナル発 14:45 札幌バスターミナル着 17:18

◆  参加費用 ・参加費 各回2000円   初回参加の方は入会金 別途1000円がかかります。

 ・昼食 18日 各自、または、仁木のきのこ王国 19日 自然学校 500円(予定)

 ・自然学校ゲストハウス宿泊 5、500円(夕食、朝食付き)、 温泉代各自

 ・スタッフ車ご利用の場合 車両費負担として 仁木―黒松内 1000円、 黒松内―岩内  500円

 ◆  持ち物

 山道を歩きやすい服装と靴、カッパ上下と折りたたみ傘、予備の着替え、

 宿泊の方は、洗面道具、着替え

 ◆お申込み・連絡先

   高木 090-3392―1683   E-mail harusan※neos.gr.jp

   黒松内ぶなの森自然学校 0136-77-2012

 【ご注意】

 本プログラムは、黒松内ぶなの森自然学校が事務局をしておりますが、任意の同好会「ハイキング倶楽部あるっくぅ」の行事です。主催事業ではありませんので、レクリエーション保険だけをかけております。            

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あるっくうin寿都

2014-09-21 20:19:55 | プログラム ガイド

この秋、一番の大快晴の寿都湾でした。 海と空がさまざまな多い色合いを取り混ぜて輝いていました。 宇宙にある青い地球が止ったような時空の中でのお散歩でした。

寿都湾の東側歌棄にある江差追分の石碑、「忍路、高島およびはせぬが、せめて歌棄、磯谷まで」の前からまずは、ワゴン車のミニツアーでスタート。ニシン漁が盛況の頃、数多くの人々がこの地域に日本中からやってきていました。恋焦がれた若者ついてゆきたくとも、この先は険しい岩礁が続く漁場、ここで貴方を待つわ、との切ない恋歌でもある歌詞です。 最盛期には万の単位で人々が住み暮らしたことでしょう。

昭和でも人々は多く、学校もいくつもありました。そのひとつ、旧美谷小学校は漁具置き場になっていますが、木造の体育館が倉庫として残っています。昔の栄華を偲びつつ、美谷の海岸段丘の上に広がる集落を散策しました。

 

今も人々は住んでいますが、過疎化が進みもしています。時空がとまったような感覚になります。 たまにすれ違う地域の方と挨拶を交わしつつ、大きなそらの下、何色もの青が織り成す海を眺めながら高台をのんびりとお散歩です。

そして、尻別川の河口を見下ろす高台へ。 羊蹄山からニセコアンヌプリ、雷電岳を望む高台へ。

狩場山塊や大平山も見えます。 この地球は星だと実感できる大きな広がりです。

昼食は、ペンション・メロウさん。スパゲッティと小麦粉以外は、みんな手作り、地域の牛乳や海鮮。 おいしいシャキシャキサラダ、クリーシチュウに海鮮・トマトスパゲッティ、手作りパンにジャムの昼食も幸せたっぷりでした。

なんとも、贅沢な時間を過ごせました。 

地球に素直に感謝です。

 

 




 


 


 

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あるっくうin留寿都

2014-09-20 22:15:09 | プログラム ガイド

春から夏の忙しさにかまけて、開催できなかったハイキング倶楽部あるっくぅを再開しました。 今回のハイキング先は、夏の終わり、秋の始まりの留寿都高原です。

道の駅から羊蹄山やニセコが遠望できる高原地帯を4kmほどゆっくりと歩きました。 パークゴルフ場で自走式芝刈り機械に「ほぉ~」。 放牧の育成牛を見て、あずき畑やかぼちゃ畑を見、コクワやヌメリスギダケを少しばかり頂き・・、市街地ものんびりとゆきます。

あちゃあ、高くてとれないやあ・・と眺める参加者のキノコ好きの女子高校生。

北海道では、野山は、行ってはいけない危険な場所、山菜やキノコをとるところ、一生懸命歩くスポーツ的な場所、登山する場所の4つしかないように思います。 ハイキングという、田舎や自然を味わいながらのんびりゆっくり歩くというリクリエーションという概念や遊びがないように思います。

都会にないものがたくさんあります。行っては行けない場所・山菜・キノコを採るだけでない、行ってはいけない危険な場所と人が営む場所のバッファーゾーンを楽しむ活動が定着していないのではないでしょうか?

ハイキング倶楽部あるっくうのコンセプトは、歩く、見る(LOOK)、食べる(くう)です。

留寿都の素敵なレストランで食事をして、帰り道には露天風呂。



明日は寿都湾の海岸段丘の上の集落をハイキングします。

 

 

 

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旨い枝豆

2014-09-20 22:04:00 | 日記

櫻井ブルース農場の自然農法の黒大豆の枝豆は最高においしいよ!!!

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いよいよ現場実習も受け入れます。

2014-09-20 00:16:16 | プログラム 研修、講演等

(昨年のブログから) 去年の今頃は中国に行っていましたが、今年は中国からやってきます。

 2012年から参画していた、NGO日中市民ネットワーク、NPO日本エコツーリズムセンターがJICAからの支援を受けた、中国自然学校ネットワークづくりの一環としての、中国側の自然学校経営者やスタッフ、あるいは立ち上げ準備をしている人の現場研修を黒松内ぶなの森自然学校でも受け入れます。 9月末から約1ヶ月間に2名、通訳兼コーディネイターの朱さんも一緒で3名です。 うち6日間は、他に9名の視察団が来道して、道内の自然学校の視察体験ツアーも実施します。

  世界がグローバル化することは経済ばからでなく、あらゆる場面でも、もう止められない流れです。

アジアとの関係は市民活動ベースでも交流を盛んにしてゆく必要があります。特に環境問題はすでに地球規模の課題です。 外交政治、領土・資源問題・でギクシャクしている日中関係ですが、ギクシャクのままでは環境問題は解決できません。両国の中でこの問題を社会課題として、同じ危機意識を持ち、自然体験型環境教育を啓発実践する仲間を草の根レベルで増やしてゆくこと、そして、さまざまな分野での市民交流を生み出してゆく意義も感じています。

ノウハウを隠している自体ではありません。 日本型のノウハウを提供するというよりも、自然体験活動の様々な手法を体験して頂く過程をもって、お互いに同じ理念を共有することにつながると、私は考えています。

役割は待っていても与えられない、自分で創るものだと思います。 

今のアタシにできることは何だ?と、自問し続けて、できることを実行してゆこう。

 
中国自然学校・上海ネットワーク会議
二日間上海郊外のネット環境のないところにいました。 只今、市街地のホテルに着・・・。 疲れたなあ・・。やっぱり。 当初はもう一週間あり私は途中より合流したのですが、先発の三人(森さ...
 


 

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櫻井ブルース農場

2014-09-19 18:10:21 | いろいろシゴト

砂川から黒松内に帰るなら、櫻井ブルース農場に寄らねばならぬ。

長年やって来た自然農法の苗も今年のお天気には合わせ難かったらしい・・・・。 10Kg当たり○○○○円以上で販売できる自然農法の田んぼの収量は例年の何分に一にもなってしまいそうですが、大豆は順調とのこと。なんとか今年もなると、「わっはは」と苦労のくの字も表情に出さずに、いつもの櫻井さんでした。

黒大豆の枝豆を頂きました。

人生哲学と有機農業へのこだわりを短い時間でしたが、若い人たちに話をしてくれました。よく言われるフレーズ・・。「一度だけの人生だからね・・」、櫻井さんと話していると本当にそう思います。

最初からこうなろうと目指していたわけではないけれど、自分の興味と世の中の平和を考えることに妥協しないで来たら、自然と今の生き方暮らし方に到達していた。 人の人生はもちろん一度だけ・・、誰しも迷うし紆余曲折はある。しかし、自分の価値観と考えをしっかりと持つにも時間はかかる、いやかけなければいけない。他と関わりながらも自分の世界を作り、それを、ドントドンとど真ん中を進むことができるのは、素晴らしい。


櫻井さん風味で書かせて頂くと・・・、

いろいろな植物様や動物様がこの地球には生きていらっしゃる、

 ヒトはその生き物様たちの営みを感じることができる、知ることができる能力をもっている

それなのに、その能力を使わぬ幸せなんぞ、あるわけはない・・・。

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市民活動ステップアップセミナー

2014-09-19 07:24:25 | プログラム 研修、講演等

夕方に砂川へ。 市民活動ステップアップセミナーの2時間講師。

組織運営の人と資金。壮大なテーマでしたが、ジェットコースターのように1時間ちょっと話させて頂き、後半は2組で話しをしながら、キーワードを探してテーマ内容について理解を深めるという手法をとりました。 ステップアップにはもっと時間をかてワークショップしたいところですが、みなさんの、何かきっかけづくりになって頂けたら・・・、と祈るばかり。

小難しく書いているレジュメは、次のようなものです。 ご参考までに・・・。

 

①   使命(使命)とは・・NPOは社会的活動の使命達成のために活動する・・

顧客や提供するサービスを決めて、自分の社会的役割を決め、成果(果たしたいこと)を明確化したもの。 「社会や個人が、より良い方向へ成長してゆくために目指す大きな目標で、それはとても強い意志と継続した行動によって実現されてゆくものである」

【NPOねおすのミッション】

北海道の森や山、海や川、山麓の町や村に触れ、自然豊かな地域に暮らす人たちに出会う、

  自然への旅と交流づくりを通して、自然と社会との心地よい関係(人・地域)づくりに貢献し、

 人々の心の糧になるような北海道らしい自然体験文化を育ててゆきます。

 ②   使命を果たすための具体的な手法は何か

【ねおすの手法】

 自然環境・地域ツーリズム=交流と学びがある地域社会づくりの実践 → ねおすツーリズム 

人材の育成   独自や受け入れのインターンシップ、自らも使命を果たせる人材として成長する

自然学校という場と仕組みづくり

事業の企画実施と人材育成はねおす経営の両輪である  NEOSのSは、SHOOLのS

 ③   事業化の達成度の「物差し」は何?

 何人参加した、なんぼ売り上げたが指標なのか → よろこび 度合い → 数量評価しにくい。

 「自らが企画提供したサービスを顧客が喜んで頂いている様子を見て、喜べる自分」を何人輩出できたか?

 事業規模が大きなNPOにしようとは考えていない。→ 個人の自律・自立 → 独立 

 ◆○○○ができているか・・、相対的評価】

   「特徴ある個性的な小コミュニティをいくつ創り出せたか、そして、そのそれぞれがミッションに置いて関係し合うネットワーキングができているか」

  ・働き甲斐、生き甲斐の創出 → 自己実現の達成 → 心の豊かさ社会的スキル、社会的コミュニケーション力を高めることはできたか

  • コミュニティや地域への愛着、誇りづくりに貢献できているのか。
  • 地域の自然環境への関心を高めることはできたか
  • 新たな生活価値の創造しているのか

 

◆事業の進展度の サーキットステップ評価 (北大・敷田教授の考え方をベース)

  第1段階  責任ある個人がシゴトをおこす。 

  第2段階  シゴトを進めるに当たっての必要な情報、ヒトとのネットワーキング

   ↓    シゴト内容の具体化と広報

  第3段階  協働作業・実践での試行錯誤 

  第4段階  仕組み化による事業の実施

   ↓    役割やルールの見直し、事業組織・プロジェクトチームの再編

  2順目のサーキットへ。 

   *原野に農地を開き作物を収穫するのになぞられた、「農業機械たとえ評価」もあります。 

④   人材の育て方・

  • 理念・イズムを明確にする ⇒ 求める
  • 必要とする個人の社会的スキルの提示 ⇒自己評価、 
  • ベースとなる力 ・・・ 自己受容力、共感能力
  • On The Job Training、     小さな町村での研修制制度

権限の委譲、それによっておこるリスクと責任は上位責任者が配する。

・ 各種研修   人材養成コースの常設、長期の有給研修,  他の組織、個人との交流促進

・ 目標の設定       個人のレベル、プロジェクトのレベル

・ 独立への起業支援 

⑤   理念、ミッションのスタッフとしての共有・・・明文化したものが必要

【ねおすの場合】ねおす活動のエコロジーの8原則 ,ねおすツーリズム憲章 、ねおす自然案内人の定義

ねおす自然案内人の学びの目標 、ねおすスタッフ心得、ねおす経営の安全管理のてびき

個人スキルの自己評価リスト いろいろある。 

⑥   経営の原理 ・・・ねおすというよりも、高木というNPO経営者としての経営原理

(その1)ミッションのバランシング

   思いを実現させてゆく仕組み ・・・  個人の使命と組織の使命のバランス

   各人の使命が、組織の使命へ焦点をしぼれなくなれば、個人がやめるか、組織を消滅させる。

(その2) 公開性

    「思い込み」のミッションにしない → 思いに公共性を持たせる 運動体でもある。

     活動内容の広報、説明に心がけ、かつ日常活動の公開をも大切にする

(その3) ネットワーク性

     協働事業型のネットワーク組織を作る   一人では活動しない・・必ず協働を前提とする

     さまざまな背景の人たちが 関われる仕組みを作る

 (その4) 権限と責任の補完性

     権限と責任 ・・・ より現場(市民生活)に近いところに事業遂行の権限を移譲する方向性を持つ

     その責任リスクは、上位者が持つ・・・

(その5) 人材育成性

     NPOの社会的役割は、人材の育成である。

新たなコミュニティの創出 ・・・ コーディネイター、自然活動のインタープリターなど

 

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どんころ野外学校へ

2014-09-18 14:08:28 | いろいろシゴト

帯広から今日は砂川へ移動。

 自然学校の新人のちことたつみ、そしてM町の地域協力隊員のIREさんと四人の農山地域のあちこちを見て回りながら移動しました。 帯広の千年の森はプロジェクトが始まった頃に行きました。離農した小さな牛舎を手入れした事務所程度しかなかった森が大きなガーデンとなっていました。 研修にきた職員の方は今も働いていると聞いていましたが・・、入口だけ覗いて、私たちにわかりやすいスケールの交流拠点めぐりです。 

千年の森の近くにある、「爺遊森・じゆうじん」は、予約制のお食事処ですが、喫茶もあります。静かな雑木林の中、半径2Kmには人が住んでないとか。 木造のおしゃれなお食事処は、静かでとてもリラックスできる空間。適度にかまってくださるご夫婦も素敵でした。 美味しいコーヒーとシオンケーキで300円もいいね。

どんころ野外学校は南富良野町の山間にあります。 北海道自然体験学校NEOSを始めた頃にすでにこの山中で野外学校をカタチの見える施設として開始していた北海道の自然体験活動拠点の老舗格。 代表の目黒さんとは15年くらいの時を越えての再開でした(写真トップ)。 新野夫妻もお元気でした。 スタッフ4世帯が敷地内に住むビレッジとなっています。

当方の黒松内ぶなの森自然学校も一緒に飯を食うことが多い一緒に仕事をする世帯数では、5世帯ですが家族は1世帯で独身者が多い。ネットワークの大沼ふるさとの森自然学校は、旦那とカミさんは別仕事形態ですし、どんころのように複数の世帯家族が同じ敷地内に家を建て子育てもし、あるいは子育ても終えて一緒に暮らしもしてゆく、村のような形態の自然学校は全国でも珍しく、北海道ではどんころだけだと思います。

青春時代に繰り返し登山、ロッククライミングに来た芦別岳の登山口の山部駅。まだ、畑が広がるビルなんぞ一棟も建っていない札幌桑園駅に夕方に集合して、釧路行きの夜行列車「からまつ」に乗って登山にでかけるのが常でした。夜2時過ぎにこの山部駅に到着。暗い中をヘッドランプをつけて農道から林道を歩き、明るくなることに登山口到着。 そんな時代でした。 残念ながら芦別岳は山の中。朝は雪が降ったそうです。

山辺駅周辺の小さな食堂に入ろうとしましたが、みつけた2軒とも定休日。国道38号を富良野に向かう途中にあったオープンテラスがある小さな食事処・産直所「山Vege」を見つけました。 さっぱりと気さくなカアサンがこれまた適度な距離感でかまってくれます。 今日はお天気が悪くお客さんも少なかったので・・・、「食べちゃって」とお惣菜も頂いて、なんと350円のうどん定食になりました。

 

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畑のガイド

2014-09-18 14:06:27 | いろいろシゴト

 帯広の頂きますカンパニーが始めている「畑のガイド」を体験してきました。 

畑のガイドを事業として始めたFumiちゃんが、自分だけでなくガイドさんを養成したいことで、去年の今頃、「ガイドのコツ」のようなセミナーと組織作りのBackcastingの研修に講師としてでかけました。彼女はそれをまことに上手にきっかけとして、の今年は昨年の8倍、1000人近い人たちを十勝の畑にご案内し、生産者・生産地と消費者を結ぶ、新たな分野を開拓しました。 さらには、あちらこちらのメディアにも登場し、「食育」分野では飛ぶ鳥を落とす勢いとなりました。

1周先くらいを走っていたアタシはすでに周回遅れになったしまった感ありです。 お見事!!

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