2008.12.17(水)晴
昨日上林探訪で一日つぶれたため柚子の始末が一日遅れた。今日は店の合間に、(合間の方が多いのだが、、、)ゆべしを完成させよう。
(1)丈夫そうな柚子を水洗いし、キッチンペーパーで拭き取る。この時へたが取れないよう気をつける。10個用意
(2)赤味噌300g、白味噌100g、みりん50ccをよく練る。くるみを最低100gは欲しいのだが値が張るので30gだけ上記の合わせ味噌の半分に混ぜる。後の半分には実験的に紫蘇の実の塩漬けを良く絞って入れた。来年はどこかで胡桃を探してふんだんに用意したい。入れるものは胡桃が一般的だが、何でも入れてみると良いと思う。甘いものが好きな人は砂糖を入れれば良いそうだ。味噌も赤白の配合は自由に変えればよい。
(3)柚子のへたの側を8分ぐらいのところで切る。蓋が混ざってしまわないように、皮一枚のところで残すとよい。スプーンで果汁や種を取り除く、あまりきつくやると皮が破けてしまうので注意。
(4)先程の味噌を詰めてゆく、6,7分目にするのが大切、それ以上入れると蒸したときに味噌があふれ出てしまうのだ。
(5)型くずれしないように一部を楊子でとめたが、必要ないようだ。蒸し器に入れて一時間弱、弱火で蒸す。柚子と味噌の何とも言えない香りが漂い、期待感が増してくる。 柚子の皮に味噌を入れて蒸す、そして乾燥するという発想は一体どこから湧いたんだろう、先人の発想の豊かさに敬服するばかりである。
(6)蒸し上がったら自然に冷まし、和紙にくるんで糸で縛る。もちろん和紙など無いから、私は台所の水切りとキッチンペーパーを代用した。次回は一部を和紙にしてみたい。
(7)竹とシュロ縄でおしゃれなゆべし干しを作ってみた。5分もあればできるものだが、それなりの材料と道具がすぐに手にはいるのは、田舎ならではだ。寒くて乾燥した時期に干すべしなんだが、近年の暖冬は大いに脅威である。へたすると腐ってしまうことがあるようだ。とりあえず北側の寒そうなところに干してみる。来年3月、乞うご期待。
干すところが無いので、北側の壁にぶら下げている。
2008じょんのびDIY大賞ノミネート作品
(9)郵便受箱
郵便受箱自体は既製品だから厳密には郵便受箱ホルダーとでもいおうか。薪として貰った杉が微妙にカーブしていて面白かったので支柱にし、端材で屋根などを付けたもの。制作費はゼロ。正式の郵便受箱は将来作製予定。
(10)村内案内板等
営業時間などをお知らせする看板、営業内容をお知らせする看板、駐車場看板すべて端材を利用し、制作費はゼロ。ただし塗料代等はかかっている。
今日のじょん:今日はゴールデンのジョイちゃんが遊びに来た。先日のハナちゃんもそうだが、少しずつ女の子の扱いが優しくなってきたようだ。でも調子に乗ると乗りかかったりするので叱られてしまう。