晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

発見 虫・花・鳥(続々編) 6/5

2012-06-06 | 日記・エッセイ・コラム

2012.6.5(火)曇

 先日紹介したツマグロヒョウモンのサナギが孵った。店側の庇の高いところにあったので取れなかったものだ。サナギから出て来た直後に見つけたもので、まだサナギにへばりついている、南国らしい柄の蝶だ。P1010888 P1010891
 



 木小屋の屋根には沢山のサナギがぶら下がっている、この冬は雪が多く記録的な低温であったのに関わらず旺盛な繁殖は一体何なのだ。とりあえず取れる場所のサナギは取って焼却処分する。
 先程の成虫が孵った場所に行くと、床に赤い雫が点々と落ちている。もちろん血液では無いが、サナギの中に赤色の液体が存在するということだろう。毒々しいのでデッキブラシで掃除することとなる。P1010895
P1010899 
サナギは瓶の中でもぷるぷる動いている。
血のような赤い斑点。




 つづいて鳥なんだが、報道でもツバメの飛来が減っているという。確かにツバメの姿は減っている。例年だと巣を作らせないための作業というのが何回かあるのだが、今年はその心配も無さそうだ。
 しかしまあその他の鳥類は相変わらず元気で、森がすぐそばにある我が家では四六時中、つまり深夜でも鳥の声が絶えない。夜と言えばフクロウやコノハズクということになるのだが、ピーピーと澄んだ声で鳴く鳥もいる。
 フクロウは「ホウホウ ゴロクトカエセ」と鳴き、コノハズクは「ブッポウソウ」と鳴く。これらはわかりやすい。わからないのがあのピーピーである。というより「ヒイーン、ヒイーン」と金属的な声と言った方がいいようだ。実はこの鳴き声この上林に来た夏にこのブログに書いているのだ。(2008.8.2)四年間毎年聞きながらも、何か調べることも無かった。そろそろその真相を探ってみようかと検索してみる。
 いやー驚いた。それは鵺(ぬえ)だった。「鵺の鳴く夜は怖ろしい~」なーんてキャッチフレーズの映画があったが、その鵺である。夜の鳥と書くのはイカニモという感じだが、古代の天皇や貴族が大変怖れたというのは、多分にそのとりまきによる作戦かなと思うのだが、とにかくその鵺が上林でも鳴いているのだ。
 定説ではトラツグミという鳥だそうだ。YouTubeで確認してみるとなるほどこいつだなと納得する。あの気味悪い鳴き声も、なんとなく可愛いものに聞こえてくる。終わり

【作業日誌 6/5】
フウセンカズラ種蒔き(クールビズ作戦)
朝倉山椒収穫、ちりめん山椒作製P1010885


今年は山椒なり年みたい、でも若い木なので粒が小さい。



 今日のじょん:じょんも鳥に対しては敏感だ。「こりゃなんじゃ?」「わからん、調べてみよう」P1010859 P1010860
 

コメント (2)
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