晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

ジャガイモの怪 6/30

2012-06-30 | 違いのわからん農学士

2012.6.30(土)曇、雨

 今夜あたりから梅雨の雨が始まりそうなので、タキイ種芋のキタアカリを収穫する。ところが思ったより収量が少ない。キタアカリはこういうもんかなと思うが、それにしても小さな芋が多すぎる。実は今回のジャガイモ作りは多分に実験的に行っているので、中間的ではあるが紹介しておこう。
A畝 3月20日植えつけ 
 a区 ニシユタカ 昨秋収穫のうち小さいものや芽かきの芽から採れたごく小さな芋
 b区 キタアカリ 昨夏収穫のうちちいさいもの
 
 全体に芽が出るのも遅かったが100%出芽している。芽かきや追肥、土寄せなど一切しておらず、a区が先に枯れて倒れたので6月22日収穫、昨秋の収穫よりも小ぶり、味は良好。b区は芽が出るのは最も遅いが100%の出芽と茎葉の生育はよく、未だに青々としている。緑化あるいは新芽が出ると困るので肥料入りの土を被せる。B畝のキタアカリは花が咲かなかったが、こちらは見事に咲いた。花を摘むことも無くそのまま放置する。収穫は一番期待している。

P1010590_2P1010589   
 


4月30日のAB畝の違い、出芽の悪い方が10日も早く植えつけているのだ。
P1010821P1010822

 

キタアカリには花が着かない(下方)アンデスレッドにはピンクの花が着く(中段)シンシアには花は着くが落ちてしまう。(上方、右写真)


B畝 3月30日植えつけ、中尾さんに頂いた購入品(多分タキイ)の上等な種芋
 c区 キタアカリ    6月30日収穫 予想外に小粒 
 d区 アンデスレッド
 e区 シンシア

 三区に共通するが、余った土地が無かったのでA畝に比し狭い畝に詰めて植えつけられている。自前の種芋より10日も遅く植えつけたが、先に出芽し、生育も断然早かった。花はキタアカリは開花無く、アンデスレッドはきれいに咲き誇った。シンシアはちらほらというところか。B畝については、出芽後3,4本に芽かきし、その後肥料入りの土を盛る。10cm、20cmぐらいでさらに土盛りする。
 優秀な種芋と完璧な栽培で大いに期待をしていたのだが、c区の出来は納得がいかない。昨年夏のキタアカリ収穫時の写真を見ると大きさはまあこんなものかと思うが、どうしても市販のジャガイモや昨秋のニシユタカのおばけジャガイモ(474g)のイメージがきついのかも知れない。いずれにしてもade区の収穫が残っており、楽しみではある。P1020021 P1020081




6月22日a区ニシユタカ収穫(左)
6月30日c区キタアカリ収穫(右)

【作業日誌 6/30】
庭木剪定三日目
ジャガイモ、キタアカリ収穫

今日のじょん:今年はジャガイモを四品種も作っており、新じゃがの賞味が随分楽しみになっているのだが、考えてみるといつも一番に賞味しているのはじょんなのだ。上林のコシヒカリと新じゃがを食っている犬は世間にはそういないぞ。ワーッてんのかなあ。P1020006


ワカラヘン、アッまたおとーの布団に座ってケツカル。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする