2012.11.21(水)曇
京都で自転車通勤しているときは、自転車乗りのマナーや法令遵守など関心もあり、そのひどい状況に憤りを感じていた。田舎に居ると自転車の絶対数は少なく、車や人の通行も都市とは全然違うのでまるで問題ない。
飲酒してようが、歩道を走ろうが、右側通行しようが、ピストで走ろうが、信号無視しようがどうって事無いのだ。ただ無灯火だけは夜の場合真っ暗になるのでチト困る。
車だって同じで、スピード違反、追い越し禁止違反、飲酒運転、無免許運転、携帯電話使用、シートベルト不着用なんて日常茶飯事で、当たり前のこととなっている。ただ、事故が無いわけでは無く、重大事故もしばしば起きている。その際の責任は田舎だからって酌量されるわけで無く、そのリスクを考えた上での運転が必要だとは思う。それはなによりも被害者の立場で考えたとき、気の毒な状況になるということだ。飲酒している運転手が勝手に田圃に突っ込んで怪我をしようが死亡しようが、それは自業自得だ。しかし善良な被害者が居た場合はそうはいかない。
前置きが長くなったが、本日の新聞に自転車の事故や違反に関する記事が二件掲載されていたので、少し意見を述べてみたい。
ひとつは、「自転車原因事故48件増、取り締まり強化1年、赤切符33件」という記事である。
これは京都府警の数字であって、他県ではもっと凄い件数となっている。
自転車と雖も車両であり、他人に危害を及ぼす危険性はあるので、道交法で取り締まるのは当然のことであるが、問題はあると思う。
その一つは道交法を知る機会が無いと言うことだ。例えば府警が取り締まり強化している7違反の内、飲酒運転、制動装置不良、二人乗り、無灯火、通行禁止違反などはそれが違反になるかどうかを知らない人も多くあるのでは無いだろうか。本来は家庭で教えるべきものなんだろうが、親も知らない状態ではどうしようも無い。運転免許の無い自転車では、道交法を学ぶ機会は無いわけだ。
もうひとつの問題は反則金制度、いわゆる行政処分の無い自転車では、いきなり赤切符、つまり前科者になってしまうわけだ。これは早急に法整備をすべきと思う。自転車より他人に危害を及ぼす自動車に反則金制度があり、自転車に無いのは事故の抑止という意味でも問題ありである。反則金で以て違反の抑止、安全マナーの啓蒙ができるのではないか。
そしてもうひとつは自転車保険の充実である。これは不幸にして自転車による被害を受けた方のためにも必要である。民間の保険会社で難しいようなら、地方自治体が保険者になってすすめられないか。自転車に乗る人総てが加入することが肝要だからである。
さてもうひとつの記事は、「自転車でひき逃げ→免停」という奈良県警の記事である。法的にこういうことが出来るのかと思うが、「車の運転でも危険を引き起こす恐れがある」という判断で可能なそうである。前例もあるそうだが、今ひとつ釈然としない。それならば運転免許を受ける際に自転車での道交法を教えることが前提だと思うのだが。
【晴徨雨読・自転車日本一周】113日目(2006.11.21)狭山~大和
自転車走行ワースト3は、狭山~町田、柏~松戸、横浜~藤沢であった。自転車走行ということなので、自動車は別である。とにかくこの日は、渡れない交差点、消える歩道、階段上り降りと最悪の走行であった。
横田基地の横を走る、いやはや首都圏の一等地にあれほどでかい基地があろうとは驚きである。
学生時代の4年間を過ごした南林間は、民家がビルになり空き地だったところに住宅が建ち、随分変わってしまった。当時主役だった駅やスーパーは寂れ、新築だった下宿も古くなり、大家さんも居ない様子だった。夕暮れのせいか妙に寂しくなり、逃げるように立ち去った。ワンディママのコメントが今更ながら心に響く。
当時急行停車駅だったのに、中央林間に田園都市線が来て各停駅になっていた。食堂やクリーニング、荒物屋の並んでいた駅前もビルと変わった。
【作業日誌 11/21】
ウッドデッキ基礎造り
とりあえず東側の一辺を決めにかかる。
【今日のじょん】:違うコース散歩したら、イノシシの痕発見。防獣柵しても下を掘って入ってくるそうだ。大脱走なみである。