2013.12.28(土)雪
いや~ついに積もりました。
今年は他の所で降っても上林は降らないぞと根拠のない希望を持っていたのだが、やはり甘くはなかった。
昨日の午後から湿った雪が降り始め、夜にはうっすらと白くなっていた。
止んでしまえばどうって事無いのだが、天気予報は厳しいこと言っている。
昨日16時頃の様子。
朝は布団の中で、府道を走る車の音で積雪が解る。積もっていればまったく静かなのだ。ジャージャーと音がしているので、たいしたことは無いぞと二度寝をする。そして定刻に起きてびっくり、しっかり積もってるでねいか。どうやら寝ている間に除雪車が来て、その後の湿った雪の上を車が走っていたのだろう。
じょんの散歩に出て測って見ると、25cm、こりゃあ雪かきしなくちゃならない。車が入ってくるとコンクリートされてとても手間がかかるわけだ。あせって朝食をとってると、「こんにちわ~」なんて生協さんがトラックでやってきた。そうだ今日は臨時の配達なんだ。
今朝の様子
所貧乏で、雪かき用具は雪はね、エンピ(石炭スコップ)、スノウダンプと電動雪かき機がある。電動雪かき機はまるで使い物にならない。あとは雪質によって使い分けるのだが、今回は踏まれたところはエンピ、新雪の所はスノウダンプという案配。雪が重いので雪はねは使えない。
というわけで午後1時頃まで雪かきくけこ、ついに薪割り終えるまでに降ってしまったなあと気が重くなる。
2013.12.27(金)雨
年末・年始の営業について
12月28日(土)営業
29日(日)営業
30日(月)年末休業
31日(火)年末休業
1月 1日(水)年始休業
2日(木)年始休業
3日(金)定休
4日(土)営業・以降通常どおり営業
じょんのび新年会について
日時:2014年1月28日(火曜日)13:30~
会費:酒飲み 4,500円
ノンアル3,500円
※ 詳細はお店にあります。
2013.12.26(木)曇り、雨
「康富記」によると中原康富は氷所にあった代官所に何度も出かけており、訪ねた場所の地名として、丹州佐伯庄、丹州佐伯隼人保、桑田郡内佐伯庄大田杜、佐伯内隼人保氷所、丹州隼人保内松本下地、丹波大田隼人司領などが記されている。(畿内隼人の遺跡と伝承、江谷 寛)
実際に隼人が居住していたのは、丹波国佐伯郷で現在の亀岡市稗田野町太田、佐伯から曽我部町穴太(あのう)、犬養あたりとしている。つまり佐伯内隼人保氷所とあるように、中原康富のいう丹州氷所とは八木町の氷所(桑田郡池辺郷)とはまったく別物で、桑田郡佐伯郷の隼人保内に氷所があったもののようだ。これは実に混乱しているようで、江谷氏も研究者の間でも混同があるので注意されたい旨書いておられる。
例えば角川日本地名大辞典では「佐伯郷内大田付近には隼人保があった」としながらも、氷所(八木町)の欄に、「保名としては『康富記』嘉吉3年4月16日条に「丹州氷所保」とあるのが初見。」と書かれており、混同されているようだ。氷所の欄を読み進めていくと、泰井山(日置山)に関する紛争なども出てきて、ますます混迷してくる。どちらにも氷所があったとするのが最も妥当だが、そのいずれにも康富が関わっているとは考えにくいのである。
日置から氷所にかけての紅葉山、龍王ヶ岳の山並み。泰井山というのがどの山なのかは解らない。
佐伯郷に隼人保があったとするのは間違いの無いことで、隼人移配地に共通する地名が随所に見られる。佐伯、穴太(あのう)、犬養、犬養川、宇津根(余部町)、犬甘野(西別院)などだが、氷所(八木町)や氷室のある神吉にはこれらは見当たらない。
ここまで進んで、康富の記する氷所について混乱している自分に気づく。
隼人保があったのは桑田郡佐伯郷であり、その隼人保内に氷所が存在した。そして隼人正の中原康富はこの地を何度も訪れている。
八木町の氷所は隼人とは何ら関係もないのだが、「康富記」には八木の氷所に関する記事が書かれているようなのである。両所に氷所があったと考えるのは妥当だが、そのどちらにも康富が関連していたとなると、これは混乱、混同するのは当然のこととなってくる。
これ以上真相に近づくとしたら「康富記」を読み解く事が必要となる。しかし日置の探究にとってあまり脈絡はなさそうなのでここまでにしたいが、想像として、中原康富が氷室の運営に関わっていたとしたら謎が解けると思うのである。つづく
【今日のじょん】今日はおかーは京都に出かけるし、帰ってきたらすぐに忘年会と称してしまだやさんに?みに行くし、雨は降るしオモロナイワ。