晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

穴虫考(36) 北ノ庄穴虫-2 3/31 

2014-04-01 | 地名・山名考

2014.3.31(月)晴れ 北ノ庄穴虫-1は2014.3.25

 綾部市青野町について調べてきたら、やはり青野という地名は古代以降の葬地、墓地である可能性が高い。亀岡市穴虫周辺でそれらしい地名を探すと、既に紹介した捨谷、菖蒲谷がある。これはいずれも千々川上流、神前(こうざき)の青野の近隣である。捨谷(すてだに)菖蒲谷は墓地、葬地の名称として様々な書物でも紹介されているものだが、捨谷はともかく菖蒲谷がなぜそうなのか今のところ解らない。
 いずれにしても北ノ庄穴虫の上流、神前の青野周辺が古代以降の葬地である可能性は高いと言える。
 穴虫にある岩城神社の岩城というのが岩で囲いをした墳墓というのも(日本の地名)気にかかるところである。
 そして各地の穴虫を再度見直した場合、北ノ庄穴虫と同様の配置パターンがあることに気づいた。
P1060780
 

穴虫遠望(稜線が下がった谷のところ)穴虫は広い範囲で考えないとそのなんたるかが見えてこないのではないか。
 つまり、①穴虫ー②穴地形の谷、道路ー③葬地といったパターンが見られるのである。このパターンを穴虫パターンと名付け、個々の穴虫について検証することとしよう。また、穴虫について位置が確定出来ていないものについて、地形図等からこのパターンで予測をして探していきたい。もし予測した場所が真に穴虫であったなら、このパターンは一種の法則的な意義を持つこととなろう。
 例えば北ノ庄穴虫の場合、①には神社があり、②には谷のツメが峠となっており、③は埋め墓のように遺体を埋葬、安置したケースとなるが、穴虫パターンの典型のように思っている。つづく

【作業日誌 3/31】
自転車小屋設計、基礎を作るには設計が無いと始まらない。設計たって設計図書くわけで無し、手持ちの材料に合わせて寸法を決めるだけだ。

【今日のじょん】ゆきちゃん事件
いつものように堤防に散歩に出ると、遠くに犬のようなものがトコトコ歩いている。はぐれ猟犬なんかだったら大変と思い、じょんを安全な家に戻す。リードをポケットに入れて堤防に引き返す。あの色といい、トコトコ具合といい、ゆきちゃんのような気がするのだ。メーパパは入院して10日以上たっている、ゆきちゃんは青井さんとこに預けられていると聞いていたので、ちょっと信じられない距離なんだけど、元々放浪犬のゆきならあり得ると思い追いかける。福井さんとこの倉庫に向かったと思ったらすぐに帰ってきた。「ゆき」っと呼んだら凄く安心したような顔になって近づいてきた。連れ帰って水と食事をあげる。かみさんが電話してすぐに青井さんがとんできた。ゆきがもっと嬉しそうな表情をしたのを見逃さなかった。P1020624


 

 

 

コメント
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