晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

じてんちゃ小屋奮戦記(1) 4/2

2014-04-02 | DIY

2014.4.2(水)晴れ

 良い天気が続いて野外作業には絶好の季節となってきた。作業日誌には書いていないけど朝には1時間芝生の草むしりをすることにしている。焼け石に水という感じなのだが、何もしないでいるととんでもないことになる。それにしても芝の大敵はイタドリ、スギナ、クローバー、タンポポなどと思っていたが、最終的にはイネ科の一年草であることが解る。繁殖力、成長力で圧倒的に上回り、放っておくと芝を駆逐してしまう。この春は2㎡ほどを植え替える予定していたが残念ながら秋に延期とする。雑草引きと水やりがとても出来そうにないからだ。
 さてじてんちゃ小屋の建築だが、今までの木小屋やガーデンシェッドのように行き当たりばったり工法でなくて、ある程度しっかり設計、記録しておこうと思っている。それは今後の玄関前室、石窯小屋を立てる際の参考というか実験台にするためだ。今までのように記憶だけで次に活かせるということが困難になってきたこともある。
 消費税云々ということもあって、材料の購入を先行したがこれ以上置く場所も無いので、基礎造りから始める。
 本来は水盛り、遣り方から始めるのだろうけど、これが苦手なのである。ウッドデッキの時見よう見まねでやったが、どの地点でも水平なところの無い斜面で、水糸を張るのは困難を極め、ようやく張った糸も作業の度にずれたり切れたり何の役にも立たなかった。今回も南と西に傾いた斜面なので難しさが残るのだが、建物なので手を抜くわけにいかない。
 とりあえず、根切りという溝掘りから始める。当初予定の高さにするべく掘っていくと、本来土中になるフーチングといわれる基礎の土台部分が、西の方ではすべて地面から出てしまう。予想以上の傾斜があるためだ。
 最低地面程度にすべきかと思い堀なおすと、東部分ではブロックの頭が数センチ出るだけになってしまった。
P1020635_2
 

当初の高さでは、手前ではこんなに高くなってしまう。
 次の問題は、基礎を如何に四角にするかだ。単純なことだがこれって結構難しいのだ。適当にやると必ず菱形になる。つづく

【作業日誌 4/2】
上記内容の他、薪割り
自転車ブレーキワイヤ修理

【今日のじょん】3月28日に紹介した堤防沿いのスイセンの花がすっかり無くなっている。ありゃあ、川の鹿もスイセンが食べられることに気づいたかなと思い近寄ってよく見る。はさみの切り口で花の茎だけ切り取られているので、作った方が切り取って持ち帰られたようだ。よかった。P1020614

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穴虫考(37) 多賀穴虫 4/1

2014-04-02 | 地名・山名考

2014.4.1(火)快晴

 多賀穴虫は綴喜郡井手町にある。青地名を探していて、城陽市の青谷梅林に気づき地図を繰っていて見つけた地名である。国土地理院の地図には表れていないがグーグルの地図で見るとはっきり穴虫の位置が示されている。青谷の一つ南の南谷川のJR奈良線の東を南に入る支流沿いにある。青谷梅林は数十年前に訪れたことがあるが、もちろんこの地は未訪である。なぜこの穴虫を取り上げたかというと、実に見事に穴虫パターンとなっているからだ。
 南谷川からこの支流(現在、名前が分からない)を遡ると、高橋、蛇谷(へびたに)、穴虫となる。谷沿いの道が無くなった辺りから山稜近くまでの谷の周囲が穴虫となっている。この部分が穴地形となっているが、道は両脇の尾根上にあるようで、谷を遡れるか否かは不明である。
 問題は谷のツメで、そこは112.4m三角点の三味山となっている。小字一覧でも地図上にも三味山と書かれているのだが、小字一覧にはサンマイヤマと仮名が打ってある。やはり本来は三昧山と書かれるべき地名だろう。三昧は葬地、墓地を表し、特に両墓制で言うところの埋め墓を指すことが多い。
 この穴虫の西の尾根に道があり、その取り付きが粟岡(あわおか)という。粟は青の可能性があり、大変気になる地名である。三味山には穴虫の東の尾根からも、南の井手図書館のところからも道路があり、簡単に行けそうだ。
 ぜひいつか行ってみたいのだが、なにせ遠いところなのでなかなか行けそうにない。つづく

【作業日誌 4/1】
薪集め(鳥垣)P1020630

鳥垣6号墳(鳥垣塚ヶ谷)

自転車小屋基礎づくり
P1020635
問題多く、一向に進まない

薪割り

【今日のじょん】夕べも異様に吠えたのだが、ピョーという鳴き声がしたのでいつものように鹿かなと思っていた。朝になって様子を見るがさしたる害は無い。午後になってふと谷を見ると、下の部分を猪が掘りまくっている。これでは生き残ったワサビが台無しだ。いやはや鹿うつ、猪うつ、阪神うつになりそうだ。P1020633
P1020627 ワサビは猪害で台無し、隣地は鹿糞だらけ、トホホ 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする