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晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

穴虫考(41) 奥武は葬地か-3 4/11

2014-04-11 | 地名・山名考

2014.4.11(金)晴れ

 沖縄の葬儀がどのようなものか「宜野座村誌」で調べてみる。沖縄では伊平屋、奥、久高で村誌を読んでいるがその時興味を持っていたのは墓制であって葬制についてはあまり記憶に残っていない。
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クジチ墓洗骨の図とシージーガーミ(宜野座博物館2007,3)沖縄では葬制墓制の展示はどこの資料館でも一般的。

 宜野座村では村立博物館に村誌が格安で販売されており、本来は全巻購入したかったのだが自転車に積むのは限界があり、第三巻民俗・自然・考古のみを購入した。既読の村誌が1,2冊で構成されているのに宜野座村誌は数巻で構成されており、購入した第三巻でも千ページにおよぶ圧巻で、内容的にも非常に詳しい資料で埋め尽くされている。そういう意味で沖縄、特に沖縄本島の民俗を考えるとき基本的な資料になるのではないかと思っている。
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伊平屋村誌と宜野座村誌
 葬制の中で、扇(オージ)を使って死者を送る所作があるかどうか調べてみたのだが、残念ながらそれらしいものは見つからなかった。墓の建築儀礼の中に墓口に供える供物の中に豚の頭、鶏、塩などの中に扇があるというだけのものだった。逆に信仰・祭祀の章の各の神事の中に「虫流し」というのがって、「ブルシ御嶽(ウタキ)の海中にあるオージ岩に向かって流れてくる小川の口で虫流しをしたといっている。」と書かれている。これは畦払、野原廻りと同様でいわゆる虫送りのことであり、それがオージ(扇)岩に関連しているということだ。
 虫を封じ込めるところがオー(扇)ということは確実なようで、宮城氏のいう奥武=虫を封じ込めるところというのもあり得るかと思っていたときに中扉に各節の執筆者が掲載されており、上記虫流しの記事は仲松弥秀氏の執筆であることがわかった。
 つまり仲松氏はオージ(扇)と虫流しが関係することは充分に理解されていると思われるのだが、氏の説は奥武は青で葬送の地であるということのようだ。つづく

【作業日誌 4/11】
じょんシャンプー
溝さらえ
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今やっとかないと夏になったら大変なことになる。

薪割り

【今日のじょん】じょんシャンプーの日はよっこらじょん体重測定の日でもある。最近皆に太ったんじゃないのと言われるので気にしていたのだが、やっぱり体重が増えていた。19,4Kgで昨月比400gアップである。
貧血騒動で食事を増やしたのが原因らしいが、赤信号とまでいかなくても黄信号というところだ。明日から減量作戦始まる。え゛~ん
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広いフィールドで運動してるだが、、、 

コメント
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