晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

穴虫考(38) 小田宿野穴虫(1) 4/3

2014-04-03 | 地名・山名考

2014.4.3(木)曇り

 穴虫を求めて小田宿野(おだしゅくの・宮津市)を訪れたのは昨年の12月である。宮津の市街地から府道を走りながら、酒屋とか新聞店とかを探す。道を聞くには最も聞きやすいのだ。特別寒い日だったので道を歩いている人は誰も居ない。府道が越浜(おっぱま)に向うべく直角に北に曲がる手前に酒店があった。昔ながらの酒店のようだが穴虫の位置は解らなかった。
 郵便配達の人に聞いたがやはり解らなかった。これで穴虫と言うところは人が住んでいないところだと解る。
 穴虫探しが主目的でなかったのでここで引き返すことにして、栗田の交番に寄ってみる。生憎巡回中で不在だったのだが、おられても住宅地図を見るぐらいで、結局わからないと思う。
P1010983
 

越浜に抜ける切り通し、ここが穴虫かなあと予測したが違っていた。
 そのうち市役所でも行って調べてみようと思っていたのだが、穴虫パターンを発見して、様相が変わってきた。穴虫パターンとは穴虫→穴地形の谷→葬地というわたしの仮説なのだが、このパターンで穴虫を探して、実際に存在すれば仮説が説になってくる。
 栗田半島の東に無双ヶ鼻という顕著な岬がある。ずいぶんたいそうな名前が付いているなあというぐらいしか感じていなかった。「天橋立をめぐる謎」(今澤美喜雄著)に伝説らしきものがあったかなあというぐらいで、特段気にも留めなかった。
 ところが無双(むそう)は無所(むしょ)のことではないかと気がついて、大変なことになってきた。
 地名辞典で周辺の地名を見ると、無双道、無双深谷、無双休場とある。
穴虫の近くは穴虫ヶ谷というのがあり、穴虫と無双が関連していれば穴虫パターン説も信憑性を帯びてくるのだが、こればっかりは現地で調べなければ解らないことである。つづく

【作業日誌 4/3】
じてんちゃ小屋、基礎造り
草引き、薪割り

【今日のじょん】今日は藤井豆腐さんの配達日だ。週に2回上林に配達に来られて我が家では木曜日に豆腐をいただいている。この豆腐を食べるようになって、スーパーで売ってる豆腐は食べられなくなった。変な話だが、豆腐の味のする豆腐なのだ。それがまた、マスコミで騒がれるような店でなく、ごく普通の店であることが嬉しい。
 ところがじょんは配達のお兄さんに妙に吠えるのだ。とても優しいお兄さんで、犬嫌いでも無さそうなんだけど不思議やなあ。P1020642

コメント
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