ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

一人になった寂しさを思う

2015年05月02日 | ばあやの本棚

幼なじみからいただいた サクランボ

ひょっこり小学校時代の友人が訪ねてきた。

車の窓から手をのばして、真っ赤なさくらんぼの箱入りをさしだしている。
「一人じゃ食べ切らんけん、あっちこっちに配っとるタイ」
「うわ~い、さくらんんぼ!きれいねぇ 家のさくらんぼ?」
「う~ん、ばあ~さんが太くなりすぎたけん、切らんねというので今は1本だけになったばってんね」

「ばあさん?って誰のことね?」
「うちのやつたい!」
「うちのやつって奥さんでしょ、亡くなられた奥さんのことでしょ?
ばあさんとは、かわいそうやんね。なら わたしもばあさんよ」
「わはは~ それは失礼しました! 俺もじいさんやったたいね」」

サクランボをダシにしていっとき会話が弾んだ。
「一人になったら、ほんなこて寂しかば~い。 旦那さんば大切にしとかんねよ」
「う~ん、わかっとるって!」

たわいない話がつづく
「俺、なぁ~んもすることなかけん、いまから温泉でもってくるたい、じゃまたねぇ」
気楽な小学校時代の同級生は、車でさ~っと帰って行った。

でも、ホントにさみしげだった。男やもめだもんね。

コメント (6)
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