友人の悲しいニュースが、風の便りで伝わってきます。
あなたは一番古い、私の友人です。
大事にしたいとおもっています。
お健やかに。
頂いた年賀状の中の一枚にこんな文面があり、
胸に暖かいものがあふれました。
小学校高学年の同級生のおひとりからでした。
昭和時代が懐かしいです。
20年余前、還暦を迎えて10年ぶりぐらいに開いた小学校時代のクラス会で再会しました。
「俺がね・・・」「お前かぁ・・・」と、
男子連中は一瞬でわんぱく時代へもどり、久しぶりに恩師を囲んであれこれ懐かしい話に華が咲きました。
あれから時は流れて、
次第に一人二人と訃報が届き、さみしくなっていきます。
近くに住んでいる同級生仲良し女子3人組は、昨年夏に一人旅立ちました。
そして、もう一人はとうとう介護施設に入居後、次第に歩けなくなり
ようやく次男さんと連絡がとれてわかったのは、一年前にとうとう入院したとの知らせでした。
残るは一人、難聴と視力ダウンの わたしだけ・・・
「高齢になり、本年をもって最後のご挨拶といたします」と
あれほど沢山の年賀状交換も、年が変わるごとに次第に少なくなってゆくのです。
そんな時に、この一枚の年賀状がどれほど心うれしかったことか・・・。
またこの一年、お互いに元気でいたいと・・・
庭の大きな古木4本、手入れも難しくなり、思い切って2メートルほどを残して切り取ってもらいました。
「ちょっと淋しかでっしょ?」庭師さんがそっといいました。
古木の梅のつぼみは、すこしふくらんでいます
春よこい 早くこい