hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ます味(穴子料理)四谷グルメ

2013-09-07 00:08:23 | グルメ

久々に四谷三丁目で呑む。なかなか予約が取れない穴子料理専門店の『ます味』で集合、二年連続でミシュランで☆を取った店とのふれこみだが、加えて東京で穴子専門店は珍しく、期待を持って訪ねる。
店はややわかりにくい上に地下一階、他のメンバーも店に電話して何とか道を探し、全員集合したのが、予約から10分遅れ。
まずは生ビールで乾杯、付き出しはサザエの煮物、イクラの醤油漬け、カマスの押し寿司、枝豆、そして穴子の肝の煮物。イクラは皮が硬く、味も薄く×、一方、さすがに穴子の肝は美味。もっと食べたい!

次いで穴子の薄造りと叩き、薄造りは細ネギを巻いてポン酢、叩きは『もってのほか』(食用菊)、ミョウガと叩かれ醤油で食す。穴子は約1mの生きたものに限ると店主。脂っこいのかと思っていたが、意外にさっぱり、くせもなく、クセになりそう。
次に、穴子とキノコ5種類の小鍋、お互いの出汁(穴子の骨で出汁を取ったもの。)がよく出て、ねたは勿論、後で白飯を入れた雑炊が秋らしい味を醸し出し、自然の旨味を感じつつ、じっくり味わう。
さらに穴子の白焼き、塩・ネギ・ワサビの薬味で食すが、流石にストレートで美味い。これには真澄(長野県)の吟醸を合わせるが、ついつい飲み過ぎる。

揚げものは、穴子の蕎麦巻、ししとう、はしりの松茸、穴子の竜田揚。竜田揚は美味かったが、蕎麦巻は天つゆが薄く、頼りない。
最後に王道の穴子丼、小丼に穴子のたれ焼きが乗った逸品。ふんわりとしていて、兎に角美味い。 あっという間に食べ終わり、じっくり残りの真澄の樽酒を枡で一合。デザートを食し、料理6品で8000円(クーポン使用)は概ね満足。(酒は別で全部で1万円弱)
ただ、日本酒が店名と同じ真澄、しかも吟醸が二合で3000円、樽酒が一合で1200円、それ以外は立山のみとやや高く、しかも選択の幅が狭い。荒木町には銘酒を置いている店が多いだけに残念。
一方、驚いたのはこれだけの穴子を食べても、食後の腹ごなしの良いこと。さすがに生きた穴子に拘り、江戸前や金沢八景沖、対馬など北九州の市場など全国各地から厳選して仕入れているその品物の良さに脱帽、あ~あ、今日も美味かった。
ます味
新宿区荒木町11ー2
0333565938