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駅名シリーズ その1。 先日、コラムを読んでいたら、『日本の駅には人の名前にありそうなものがある』とあった。そこで挙げられていたのは、『中山香(大分、日豊本線』『井川さくら(秋田、奥羽本線』『武豊(愛知、武豊線)』などである。
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なるほどとは思ったが、その中に『飯山満(千葉、東葉高速線』を見つけた。確かに、小生もゴルフでこの路線を使った際になんて読むのかと気にはしていたのだが。
この駅は人の名前にありそうな駅だけでなく、関東地方の難読駅としても有名、また、東葉高速線の開通を大幅に遅らせた地区の名前にあったことを思い出した。
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まず、駅名は『いいやまみつる』ではなく、『はさま』と読む。これは山奥の地区にも関わらず、米が多く取れることから、飯が山のようにみつる場所、つまり飯山満となったらしい。
一方、東葉高速線開通事情であるが、免許交付は1974年であった。しかし、当初免許を交付された営団が都外を理由に建設を断念、三セク会社設立は1981年、さらに開業は1996年と時間を要した。
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このため、鉄道の開通をあてに駅予定地近くに住宅を購入したが、開業したころにはもう定年となっていたという笑えない話も数多くある。また、用地買収費が予想を大幅に上回り、債務が増加した結果、並行して走るJRの2.5倍の運賃となり、通学費用の高騰が親を悩ませることとなってしまった。この教訓を受け、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)は借り入れを行わず健全経営をしているとのことである。
こうした駅名や鉄道に関するこぼれ話、気がついたことなども順次載せていきたい。