hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

駒場東大前駅

2013-09-29 08:43:00 | 日記

駅名シリーズ その2。渋谷駅から井の頭線で二駅目の駒場東大前駅は二駅が合体した駅であることを知っている人はあまりいない。元々開業時は東駒場と西駒場の二駅、東駒場は1935年に一高前と改称され、一高が東大に変わった。西駒場も1937年駒場に改称される。しかし、この駅間は400mしかなかったので、1965年に両駅の真ん中に新しい駅を作ったもので名称は駒場+東大前で駒場東大前となった。
ところで駅の名前には大学の名前が付いているものが多い。東京大学は本郷に東大前(東京メトロ)、明治大学は明大前(京王井の頭線)、早稲田大学は本庄早稲田(上越新幹線など)と東京6大学でも3大学が駅名となっている。他にも駒澤大学(新玉川線)、名古屋大学(名古屋市交通局)、中央大学・明星大学(多摩都市モノレール)、別府大学(日豊本線)、一橋学園(西武多摩湖線)、鳥取大学前(山陰本線)、同志社前(片町線)など数多くある。

中には松浦鉄道(長崎県)の大学駅や上田交通(長野県)の大学前駅など改めて大学の名前はなくともわかるだろうと大学の固有名詞のないものも。(因みに前者は長崎県立大学、後者は長野大学・上田女子短大など)やはり、ランドマークとしては大学はまだまだステイタスがあるということがわかる。

また、東急東横線の学芸大学、都立大学のようにかつては確かに大学があったが、移転、更に都立大学のように校名も変わってしまっても、昔の名前で出ている駅名もある。尤も、住民からそのままにしておいて欲しいという意見が強いためらしいが。

ただ、中には京王本線の下高井戸駅、1938年から1944年までは近くに日大の予科があったため、『日大前』と駅名をかえたが、また、下高井戸駅に戻している。今も日大文理学部はそばにあるのだが。まあ、船橋日大前(東葉高速線)、六会日大前(小田急江ノ島線)など日大前がつく駅も多く、大学自体が全国に散らばっているからかも知れない。