hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

両花 下北沢グルメ

2013-09-08 07:27:54 | グルメ

たまの休みもクライアントの店舗見学など、あまり昔と生活は変わっていない。今日は下北沢にやってきたが、やはり若者が多く、おじさんは及びでない。それでも街をみて回ると、まず駅前の闇市からの流れを組む商店街は再開発の波に呑まれ、あと数軒が営業するのみ、小田急も地下に潜り、不便な踏切もないと寂しい。再開発が進んでもこの街のゴチャゴチャとした、また、マニアックな部分は消えて欲しくないなどとかんがえたが、店も処どころ変わっており、変化の大きさにビックリ。
しかし、そうした下北沢の中で、1991年から20年以上やっている『両花』という居酒屋に向かう。この店の暖簾を初めてくぐったのは、2002年頃。太田和彦氏の新精選東京の居酒屋に掲載されたのがきっかけで料理も酒もメニューはあまり変わっていない。オーナーで店主の中野さんはやや見た目強面もしれないが、親しみやすく、時々『はなまるマーケット』に美味いつまみを紹介するくらい気さくな人。

前置きは長くなったが、当方も久しぶりの入店。まず、ハートランドの生ビールで乾杯。注文は、白イカの刺身、夏野菜の炊き合わせ(冷製)、鶏の唐揚げ香味ソースを注文。始めにお通しのマカロニサラダが登場。
次いで夏野菜の炊き合わせ、かぼちゃ・オクラ・冬瓜が薄味の中にしっかりとした出汁を効かせて炊き上げられており、さっぱりと頂く。
次いで白イカの刺身、ねっとりとして美味い。酒に移り、始めに『風の森』(奈良県)の生酒、独特の風味が兎に角美味い、今一番好きな酒。そこに鶏の唐揚げが到着、本当は甘くない南蛮ソースが最も好きだが、この香味ソースもネギ満載に加えて、生姜がよく効いており、次々に口に入る。

追加で牛筋の煮物をチョイス、これに合う『宗玄』(石川県)も追加する。しっかりとした酒にあまり甘くない筋はよく合う。このメニューは量も多く、個人的にはかなりお得と思う。
次いで梅醍醐と御新香を注文。梅醍醐はマスカルポーネチーズと潰し梅を混ぜて塩気のないクラッカーと供される。御新香と共にあっさりしたつまみは腹が膨れたタイミングにはうってつけ、栗焼酎の『ダバダ火振』(高知県)を締めで頂く。
最後にサービスのデザートでメロンを一口、やっぱり外れなし、十分満喫。この店の量はそこそこあり、我々中高年はあまり多くの品数は難しい。なお、先日のdancyuに中野さんが記事を書いたせいか、本日は若干いつもより混んでいた。
両花
世田谷区北沢2ー34ー8
0334686456