ネットのニュースで旧万世橋駅がmAAch ecuteとして復活、駅のホームも上がれると聞き、早速往訪。
万世橋駅は1912年甲武鉄道の駅として開業、その後、国有化されたが、初代駅は東京駅同様に赤レンガで辰野金吾が設計、駅前には日露戦争の英雄広瀬中佐と杉野曹長の銅像が建てられていた。
しかし、わずか6年後の東京駅開業で役割を終え、関東大震災で駅舎は焼失、仮駅舎は作られたが、その後交通博物館が移転。近くに秋葉原駅などもできたため、駅としてはあまり役割がなくなり、1943年に廃止されている。ただ、中央線のホームだけは残されていた。
実は2006年に交通博物館が閉鎖になる直前にこの階段を登って頭だけ出した経験はあったが、今回ホームを改修、ホーム先の部分はカフェに設えられており、誰でも行くことができるようになった。すぐ前を中央線が通る姿は鉄道ファンならこたえられない。オレンジの電車が通るとワクワクする。上がったらなかなか降りず連れ合いに怒られた。
店舗スペースもうまく仕切って、色々な店が入っており、見て歩くにはいいが、値段が高いなどややこれで大丈夫か気にはなったが。