hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

二階建駅

2013-10-29 06:36:08 | 日記

鉄道シリーズ その12。二階建駅といっても平屋の駅に対抗する言葉ではなく、A町とB町の間に駅を作ったため、A町駅にもB町駅にもできず、AB駅にするような例である。これは新設の私鉄、地下鉄、新幹線の駅などに多い。

その中でもすぐに思い出すのが、大阪市地下鉄谷町線、これは大日~八尾南の路線だが、難読かつ二階建駅の宝庫である。大日を出て、『太子橋今市』『千林大宮』『関目高殿』『野江内代』そして東梅田を過ぎて『四天王寺前夕陽ケ丘』さらに『駒川中野』『喜連瓜破』2つ駅があり、終点八尾南に到着。26駅中7駅も二階建駅があり、しかも野江内代や喜連瓜破に至っては大阪の人でも読めない難読駅である。(いずれも、のえうちんだい、きれうりわり、と読む)大阪市地下鉄線で他には西中島南方、今福鶴見、ドーム前千代崎くらいしかなく、特に大阪人の趣味というわけではなさそう。

東京でも、地下鉄や私鉄の駅には多い。例えば、田園都市線『池尻大橋』に長く住んでいるにも拘らず、そんな大きな橋はどこにあるのかと思っていたと友人に聞いた時に、あれは大橋と池尻に駅があるので池尻大橋だよ、と話したら本気で驚いた話もある。

また、駒場東大前駅のように『駒場駅』『東大前駅』の2つの駅が至近にあったので間に新駅を作り、両方の駅名をつなげてできた駅名もある。

新幹線の二階建駅は東北新幹線の『那須塩原』『白石蔵王』『水沢江刺』『七戸十和田』、上越新幹線『燕三条』、長野新幹線『安中榛名』そして計画されている北陸新幹線では『上越妙高』『黒部宇奈月温泉』と8駅ある。では3階建駅はあるのか?今のところ発見できていないが、あったら是非教えて欲しい。


まあ、南阿蘇鉄道の『南阿蘇水の生まれる里白水高原』駅は3つに分けられるが、3箇所の地名ではない気がする。(因みに『長者が浜潮騒はまなす公園前駅』と並び日本で最も長い名前の駅である。)