hokutoのきまぐれ散歩

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こいのぼりの切手

2014-05-05 07:41:55 | 日記

切手シリーズ その25。端午の節句ならばやはり『こいのぼり』の切手。その前にこの行事の始まりを調べると以外に新しく江戸時代の武家に始まったらしい。旧暦の5月5日までの雨の日に男児の出世と健康を祈り庭先に紙や布に鯉の絵を描き、吹き流しのように風に泳ぐ鯉に模した幟でさつき幟や鯉の吹き流しといったらしい。

もちろん、なぜ鯉かは中国の故事、後漢書にあるもので、黄河の急流にある竜門と呼ばれる滝を多くの魚が登ろうとしたが、鯉のみ登ることができ、竜になったからで、これにあやかり立身出世や健康を祈ったことからきている。

それでは切手の話だが、1962年~63年の『年中行事シリーズ』ではひなまつり、七夕、七五三、節分の4つだけで、端午の節句はない。

少し遡るが『こどもの日記念』の切手が発行されているが、これは子供の顔が意匠である。

しかし、こいのぼりの切手はある。1955年5月に出された『第15回国際商業会議所総会記念』の切手はなぜかこいのぼりがデザインである。

また翌年5月5日に出されたのが、『世界こどもの日制定記念』、この意匠は子供達がこいのぼりを指さしているものである。
ところでうちの近所をこいのぼりを探して歩いたが、庭が狭いのか、小さい男の子がいないのか、なかなかこいのぼりを出している家が見つからない。(一軒だけようやくみつけたが)

しかし、三鷹台駅近所の神田川には紙や布で出来た手製のこいのぼり数100匹が色々なデザインで川の上を泳いでいた。皐月の風に乗って泳ぐたくさんのこいのぼりは可愛らしくなかなかいいものだ。