古刹を巡る その12。本日は一畑薬師、正式には醫王山一畑寺。今は島根県出雲市だが、平成の大合併までは平田市にあった。このお寺に行くには一畑電鉄の一畑口駅からバスで行くのが最も便利で、一畑口駅には一畑薬師に行くバスが止まっていた。しかし、松江からこの一畑薬師に行く鉄道として作られた割には最後がやや不便である。また、一畑口駅は松江しんじ温泉から来ても、出雲大社駅から来ても一旦方向転換しなければならない構造になっている。その答えは簡単だ、この鉄道の建設が検討された明治後期当初は出雲今市(現、出雲市)~松江の鉄道の建設を予定したが、国鉄が大社線の建設を計画していることが分かり、許可が降りず、急遽経路を変え、一畑を通ることにした。そして1915年に出雲今市~一畑が開通した。その後、小境畑(現、一畑口)~北松江(現、松江しんじ温泉)、1930年には川跡~大社神門(現、出雲大社前)が開通した。しかし、1944年には小境畑~一畑が不要不急路線に指定され、休止のやむなきにいたり、線路を名鉄に供出した。そのため、肝心の一畑薬師の門前まで行く部分は廃止、そのあとが有料道路化して(現在は無料開放されている)偏在に至っている。戦前までは一畑薬師には動物園や遊園地もあり、リゾートランドであったらしい。
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この寺を訪れたのは2011年8月、寺の駐車場車を止めるが、ほとんど車はいない。そういえば元有料道路も対向車は全くいない状況であった。駐車場から寺に向かうと途中に売店が10件程度あるが、平日だからか半分も開いていない。その後階段を上り、本堂に向かうがその途中から宍道湖がよく見える。なお、麓から石段を上がると1300だんあるらしいのだが、車で行くとそれほどでもない。
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この寺は894年に漁師が海中から引き上げた薬師如来を本尊として医王寺を創建。1653年に一畑寺に改名している。ご利益は『目の薬師様』として有名で、寺では目に効くお茶などを飲むことができる。
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もちろんお守りも身体のものと目のものもあり、眺めも素晴らしいが、嘗て栄えた面影がないのが残念なところ。行った日には風が流れ素晴らしいおてらであった。
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この寺を訪れたのは2011年8月、寺の駐車場車を止めるが、ほとんど車はいない。そういえば元有料道路も対向車は全くいない状況であった。駐車場から寺に向かうと途中に売店が10件程度あるが、平日だからか半分も開いていない。その後階段を上り、本堂に向かうがその途中から宍道湖がよく見える。なお、麓から石段を上がると1300だんあるらしいのだが、車で行くとそれほどでもない。
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この寺は894年に漁師が海中から引き上げた薬師如来を本尊として医王寺を創建。1653年に一畑寺に改名している。ご利益は『目の薬師様』として有名で、寺では目に効くお茶などを飲むことができる。
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もちろんお守りも身体のものと目のものもあり、眺めも素晴らしいが、嘗て栄えた面影がないのが残念なところ。行った日には風が流れ素晴らしいおてらであった。