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ちまきもそうだが、ある季節になると食べたくなる、また、季節を感じさせる食べ物は数多い。例えば、春先だとフキノトウやタラの芽、タケノコなどがそうである。まあ、これら農産物は日本全国で手に入れようとすれば、できるのだが。
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また、小生は、転勤で福岡に4年半、大阪に5年半いたが、こうした地方に行くと東京にあるものが、急に手に入れたくなる。例えば、崎陽軒のシウマイ、これは当時九州では売っていないものだった。
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逆に東京に戻ってからは九州のあの甘い醤油や長崎のチョーコー醤油が出している皿うどん用の金蝶ソース。しかし、今は地方の物品が東京でも簡単に手に入るようになった。大阪から帰ってきた時になかなかなかった551の肉まんや点天の餃子、伊勢の赤福も同様である。
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そんな中、先日、京都市のアンテナショップのブログに書いた『魚そうめん』、これは大阪の蒲鉾店『大寅』が東京から撤退したあと、物産展を除き、殆どお目にかかれなくなった。一部のデパートで茨木屋の魚そうめんもたまに見つけることがあったのだが、今は全く見ない。
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ご存知ない方に、魚そうめんはそうめんに魚を入れた鯛そうめんのようなものではない。これは夏限定の練り物で緑と白の素麺状にした蒲鉾(中にはピンクもある。)をそうめんつゆでツルツルと食べる物。割烹料理の店のように澄まし汁の実にしてももちろんよいが、やはり冷たくして食べるのがいい。京都名産とは聞いていたが、2年ぶりの対面となった。ひさびさにありがたみを感じつつ、味わえることは小さなことだが、実にいい気分である。