hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)

2014-05-17 07:59:06 | 日記

今の季節に咲くニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)はふしぎな花である。最初は青紫の花が咲くが、これが真白に変化する。このため、咲き始めは全て紫の花、次いで白と紫の両方が咲いて、最後には真白な花の咲く樹になる。

元々は南米原産のナス科の常緑樹で生命力が強い。ジャスミンとは違いモクセイ科ではない。自宅の庭にも鉢植えであるが、とにかく大きくなる。しかも鉢の下の穴から根が伸びてきて、その下の土の中に入っていく。いつの間にか鉢が動かなくなる位である。

匂蕃茉莉とは『匂』は匂い、『蕃』は外国、『茉莉』はジャスミンを表し『匂いが強い、外国産のジャスミンのような植物』と言う意味である。別名がアメリカジャスミン、正式名称はブルンフェルシアという。

香りはいいが、やや強すぎる感もあり、あまり大きく繁られても困る樹木である。まあ、花の色が2色楽しめるので好きな花ではあるが。さらに一回花が終わってもまた花が咲く。そのため、花言葉は『浮気な人』なんとなくわかる気がする。