花は一般に昼間目を楽しませてくろれるものだが、夜、仕事からの帰りにいつも癒してくれる植物がある。もちろん、暗くその花はよく見えず、視覚的な美しさが癒すのではなく、その香りである。
植物の名はジャスミン、アジアからアフリカにかけての亜熱帯原産のモクセイ科の蔓植物である。今の時期に白い花を沢山付けて楽しませてくれる。香料やジャスミン茶の原料にもつかわれるが、うちの近所のジャスミンは塀のそばの日当たりの良い場所に直植えされている。種類はかなり多く、黄色の花をつけるオウバイやソケイ、ハゴロモジャスミンなど色々ネットで調べてもこの植物の名前は特定出来ないが、たぶんハゴロモジャスミンだと思われる。(花の中心が黄色い)
また、ジャスミンは夜になると開花することが多いことを知った。だから、会社帰りの方がよく気がつくのかもしれない。
なお、毎年、白い沢山の花が競うように咲くが、一度盛りが過ぎてももう一度開花するので、もう少しこの香りがたのしめそうである。