hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

バラの花

2014-05-23 00:49:29 | 日記

バラは北半球には広く自生するが、南半球には人為的に栽培したものしかない。5月の後半になると近所でもあちこちバラを見ることができる。

その種類も多く、古代バビロニアの時代から愛でられていたようで、古代ギリシャやローマでは愛の女神アフロディーテまたはビーナスと関係付られた。その香りも評価され、香水の材料になる香油も精製された。

バラは花の大きさや咲き方も様々で色も最近は青みががったものもあるみたいである。ただ、その技術は高く、元は赤いバラから赤い色素を抜く方法で青いバラを作ろうとしたが、バラから青の色素(ロザシアニン)が発見されてより研究は進んだ。日本ではサントリーの技術が素晴らしいようである。


最近は輸入品しかないが、レインボーローズという7色のバラもある。これは白いベンデラという品種に色素を吸わせてつくるもので、葉は枯れてしまう。美しいものを改良してつくるのも悪くはないが、これはあまり好きにはなれない。


自宅近くを歩くだけでも、小さな花が集まったもの、大きな真紅のバラが沢山咲くもの、高島屋の包装紙のような大きなバラの花が次々と咲くもの。これらが華やかに咲く梅雨入り前は最も好きな季節かもしれない。



原尻の滝(大分県)

2014-05-23 00:15:31 | 日記
『日本の風景再発見』シリーズ その1。このシリーズでは今まで日本全国を旅してきた中でそれほど有名でないにも関わらず、ぜひ残していきたい日本の風景にスポットを当てたい。第一回は大分県豊後大野市にある原尻の滝である。日本3名瀑というと華厳の滝、那智の滝、袋田の滝であるが、先の2つは一本の大きな水の流れが高いところから落ちる美しさ、袋田の滝は四度見の滝と言われるくらい複雑に折れ曲がるものだが、この滝は全く違う。高さ20M、幅120Mにわたって周囲の田園地帯から平地に突如滝があわわれるもので東洋のナイアガラと呼ぶ人いるくらいである。

小生は2011年に九州を旅行した際に臼杵石仏を見たあと高千穂に向かう途中の道の駅でその存在を知った。滝の下流には吊り橋も設えてあり、滝の全景も見ることができる。また、すいりょおが少ない時には滝壺までボートで行けるようだ。

この滝を見て本州にない九州の自然の豊かさを感じた。もしこのあたりを通過する際にはぜひ多少の回り道となっても行くことをお勧めしたい。