hokutoのきまぐれ散歩

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東京會舘 東苑~丸の内グルメ

2015-01-20 05:00:18 | グルメ

東京會舘が建て替えのために今の建物の営業は今月末で終了する。東京會舘が作られたのは1922年、当時まだ珍しかった西洋料理を出す店として有名であり、古くは大政翼賛会の本部も置かれた。戦後も財界や文壇のイベントに使われ、今も芥川賞・直木賞の発表やパーティが催される。

今の二代目の建物が建設されたのが、1971年で僅かながら初代の建物の記憶はあるが、殆どが今の建物のもの。個人的な話だが、結納も結婚式もここであった。

レストランはフランス料理のプルニエ、西洋料理のロッシーニ、中華料理の東苑とどれをとっても素晴らしい味である。

今日は母親の病院に付き合ったのでその帰りに東苑で昼食を食べる。昼でもゆったり、名物の担々麺とカニチャーハンを取り分けて食べる。


最初に出てきた担々麺は細麺の縮れタイプ、スープは胡麻の香りが立ち、辛味もそれなりに強い。始めは柔らかい旨さと思っていると喉越しはかなりしっかりした味である。

次いで出てきたカニチャーハンはオーソドックスでやや薄味、酢や胡椒をかけて自分で調整できるようになっている。カニチャーハンを食べつつ、担々麺のスープを飲むのもいい。他にも上海焼きそばやパイコー麺など食べておきたいメニューもまだまだあるが、この味は大手町に2月にできる新しいレストラン東苑に引き継がれるとのこと。

懐かしく、いい思い出の詰まったこの建物が無くなるのは寂しいが、3年後新しくなることも楽しみにしたい。