hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東急池上線

2015-01-17 05:00:38 | 日記

鉄道シリーズ その89、東急池上線というと『池上線』という西嶋三重子の歌を思い出すのであれば小生と同じ世代かも知れない。この歌が流行ったのは1976年だからかれこれ40年くらいの昔の話である。

そんな東急池上線に今回は乗車する。1922年に五反田駅から蒲田駅まで池上電気鉄道として蒲田~池上間で開業したのが嚆矢。その後1928年に五反田まで開業、今の池上線となったが、1934年に目黒蒲田電気鉄道(いまの東急)に買収された。

五反田駅は駅では珍しく東急ビルの4階に駅がある。そこから3両編成ワンマン運転の池上線に乗り込む。わずか10.8kmの鉄道であるが、それなりに乗車する人は多い。

五反田駅を出るとすぐに大崎広小路駅に到着。それもそのはず、わずか0.3kmしか駅間はない。開業当時は駅はその先すぐに桐ヶ谷駅(1953年廃止)があったのだから、路面電車と同様である。

その先も駅間は1キロ前後で3つ先の旗の台駅では大井町線とクロスする。しかし、買収された経緯もあり、今のように乗り換え駅が出来たのは1951年のことである。



その2つ先が洗足池駅である。この池はかつて日蓮上人が足を洗ったという故事があるが、駅を降りてすぐ前の中原街道を渡ると池が見える。貸しボートもあり、休日は賑わう。池に沿って歩くと洗足図書館、その先に日蓮上人の衣を掛けた松や上人の銅像もある。池はすっかり落ち着き、時がゆったり流れている。

駅に戻り、蒲田方面にむかうと雪が谷大塚駅、この駅は雪谷駅と大塚駅が合わさったものである。



次は御嶽山駅、昨年噴火した御嶽山神社をなかなかお参りできない人のために江戸時代に新たに作った神社で駅前のイオンの裏にある。今も昨年の御嶽山の噴火からの再興を祈り、雷鳥の絵馬の奉納をやっている。

さらに蒲田方面にのると3つめが池上駅で本門寺の玄関口だが、本日は時間がないので次回にする。

その先を急ぐと2つ目が蒲田駅、東急多摩川線(旧目蒲線)も起点であり、大きい駅。僅かな時間でついてしまう線ではあるが、なかなか個性派が揃い、さらにゆっくり歩いてみたい線であった。

車両は昔の東急車両を使いまわしている感は否めないが、1000系のような新型車両も導入されており、なかなかみのがせない線である。