hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

大根~茅場町グルメ

2015-01-10 05:00:53 | グルメ

茅場町周辺にはいい店が多くあり、今日はネットで評判の高いお店に行く。店の名前は『大根』と書いて“おおね“と読ませる。場所は丁度、日比谷線八丁堀駅と茅場町駅の真ん中あたりである。

店はカウンターとボックスの4人席が2つだが、比較的ゆったりしている。今日は飲み友達のSくんと2人カウンター、初めてということもあり、コースを予約する。

まずは生ビールで乾杯、最初の一皿は蕪のミルク煮、蕪がほっこり煮えて美味いが、僅かに添えてある柚子胡椒を加えると味が変わるのが面白い。

次は肴3品、クレソンと干しイチジクの白和え、イチジクのサクサクとした食感と豆腐の柔らかな味付けが良く合っている。カマスの燻製は温かく、あん肝と共に酒が進む。

このあてならばと慌てて『風の森』(奈良県)を注文、酒は蕎麦猪口で供される。特記すべきはあん肝の旨さ、これは秀逸である。

刺身は鰤・ヒラメ・しめ鯖・イカ・バフンウニが少しずつ盛り合わせ、何れも美味いが、やはり旬の鰤、さらにウニは美味い。特に気に入ったのはその丁寧な仕事ぶり、鰤は厚すぎず薄すぎず具合のいい厚み、また、イカも細かくそうめん作りになっている。

酒があっと言う間に空いて、『不老泉』(滋賀県)を注文。まったりして美味い。

焼き物は鮭の西京漬、鮭も美味いが、付け合せの炭火で炙ったスナップエンドウ・セロリ・エリンギが甘くていい。鮭の西京漬はしっかり味付けされ、大根おろしと食べると丁度良い。

酒は『酔右衛門』(岩手県・正しくは『酉与』)。地元の酒米吟ぎんがを使ったしっかり系。煮物は穴子の煮付け、酒はぴったり。穴子の味付けはもちろん、合わせて炊いた牛蒡、豆腐もいい。

〆はタコご飯とアオサの味噌汁。しかし、呑み足らず『奥播磨』(兵庫県)を注文、あては鯖のへしこ。


充分満足したところにデザートはほうじ茶のアイスクリームとほうじ茶。いや満腹、酒飲みにはコースはやや多過ぎる気がする。価格はコースで5400円、まあこんな値段かなと思うが、酒はやや高いかな?

まあ、居酒屋というより割烹、接待に使えるレベルでご主人が丁寧にタイミングよく料理を作り、奥様が接客、大変心地が良いお店。お二人の抜群のコンビに魅了された夜であった。


大根
中央区茅場町3ー8ー10
0336666979