hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

航空科学博物館

2017-10-28 05:00:26 | 日記

『東京の博物館を訪ねて』その4。少し東京からは外れるが、かつて成田空港は新東京国際空港と言っていたこともあり、航空科学博物館も加えることにして、レポートしてみる。


芝山鉄道芝山千代田駅からタクシーでちょうど1000円で航空科学博物館に到着する。かつて東京神田にあった交通博物館で飛行機の展示を見たことがあるが、航空関連の専門博物館はこれが日本では最初である。この博物館は地元芝山町が国に要請して1989年8月に開館したものである。

入口に近づくとその立派な建物以上にその前に展示してある飛行機、特に初の国産旅客機YRー11に目がとまる。これは1960年に日本航空機製造が最初に試作した飛行機である。


ほかにもリアジェットやセスナ195、FAー300など15機が並べてある。



そして500円を支払い中に入ると1階にはB747のエンジンやコックピット、タイヤ、胴体の断面、客室、DCー8の前脚などがところ狭しと並び、さらにシュミレーターも有料ながら体験できるようだ。見るからにかなり古い形ながら本物に触れるのは感動的である。


2階には飛行機模型や成田空港の大型のジオラマ、昔の飛行機のコックピットなどが並び、特にコックピットは人気で見学に来ている子供達が列を作って乗っていた。


さらに5階は展望展示室となり、かつて使われていた管制官が使っていた機器が配置され、成田空港もよく見える。そこには航空ファンのおじさんが3人凄いカメラを手にして良い席に陣取っていた。

私はあまり飛行機には詳しくないが、外にはB747の試作機の前の部分が設置されていて機内ツアーも有料で参加できるようになっており、本物のコックピットで操縦桿も握ることができる。この博物館は子供だけでなく、航空ファンも楽しめる内容のようである。