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鉄道会社対抗立食いそば食べ比べ。第8弾は東武東上線の川越駅にある『文殊』に入った。『文殊』は東武東上線や都営地下鉄などに12店舗を展開する立食いそばチェーンで自家製麺の生そばをゆがいて提供してくれる知る人ぞ知る立食い蕎麦店である。
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川越駅下りホームの最後尾にあるが、実は以前『達磨』という店であった。この店は椅子は全くなく立食いオンリーの細長い店。カウンターから後ろの壁まであまりなく、すぐにきつくなる。入口に食券の券売機があるが、カモのつけ蕎麦やコロッケ蕎麦などの豊富なそばの種類に加え、鳥丼やカレー丼など小丼も充実している。
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とはいえ、私はいつも通り『たぬきそば』(380円)をチョイス、カウンターのおじさんに手渡す。蕎麦かうどんかを聞かれ、そばと言うとすぐにたぬきそば登場。揚げたて天ぷらが並ぶくらいだから天かすも揚げたてのようである。
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蕎麦に乗っているのは天かすのほか、割に多いワカメと小さめのかまぼこ、そして白ネギ。蕎麦も少し高いからか量も多めである。
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まずはツユから、色は濃いが味は程よい。蕎麦は細めで喉越しが良い。量が多いが、ツユも熱く、出汁も香り、さすがに立食いそばのグルメ本の記事が多数貼られているだけのことはある。天かすも新しく美味い。
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まだ、外が暑いため、汗がタラタラ流れるが、中々満足のいくたぬきそばであった。ごちそうさま。
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☆評価
全体3.4、蕎麦3.5、出汁3.3、サービス3.2、量3.5
サービスの点が低いのは店のおじさんの愛想はいいが、少し店が細く、居心地は良いとは言えず、また、かなり混雑するからである。