アオイ科の植物は盛夏に花が咲くものが多い。代表的なものでは鑑賞用はハイビスカス、モミジアオイ、フヨウ、タチアオイ、ムクゲ、食用ではオクラ、ドリアン、カカオ、繊維を使うものとしてはワタ、ケナフと多岐に渡る。鑑賞用は花が大きく、華やかなものが多い。
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まずはタチアオイ、1m〜2mほど茎が直立し、その周囲に花が次々と咲いて梅雨明けまでには花が終わる。色は白、赤、ピンクなどが代表的。
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花はハイビスカスに似た形状で、また根が胃腸薬、葉は虫刺されなどに効能がある。
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フヨウは7月〜10月頃に直径10cm程度の大きな花を次々と咲かせる草木で、中にはスイフヨウ(酔芙蓉)と言って時間が経過すると花弁が白からピンクに変化する種類もある。
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我が家の近くで咲いているフヨウは白い花で次から次へと大きな花を付けて美しい。
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モミジアオイも今が花のピーク、宿根草で地上部分は枯れてしまうが、5月頃よりスクスクと育ち、2mほどにもなる。一日花ではないが、夕方には花が萎み、翌朝に開くようだ。その後はポトリと花弁は地上に落ち、すぐにタネが大きくなる。
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この種を少し頂き、庭の鉢に撒いたのが我が家でも育ちつつあるが、残念ながら花はまだ咲いていない。
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また、ムクゲも最近のブログに書いたが、今年は当たり年なのか、あまり花が落ちるため、この家の住人が枝先を切ったにも関わらず、再び花芽を付けて今も次々と花が咲き続けている。
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暑さが続いてグロッキー気味の人間を尻目にアオイ科の花たちは太陽に向かって花を付けているのである。最後にハイビスカス、これも美しい。
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