『鉄道シリーズ』その286。『会社も名前も違うがすぐ近くの駅』の第2回目、訪れたのは臨海地区。今回はゆりかもめの有明駅からりんかい線の国際展示場前駅まで歩く。
新橋から新交通システムゆりかもめに乗ってビッグサイトに行く際に私は『東京ビッグサイト前駅』で下車する(つい先日までは国際展示場正門駅)。私はビッグサイトで開催されている展示会によく利用する。
しかし、お隣の『有明駅』で下車するとすぐ近くに東京臨海高速鉄道りんかい線『国際展示場駅』がある。
ゆりかもめの有明駅で降りるとがん研病院がすぐの所にあるが、その反対側に降りる。出口をまっすぐ歩き、次の角を右に曲がると右手に特徴的な国際展示場駅が現れる。
階段を降りてテントを並べたような歩道を歩くと駅正面までたどり着く。湾岸地区は目で見えても距離が長い。
駅前には大きなロータリーがあり、タクシーやバス乗り場が整備されており、展示会に行く人は国際展示場駅を利用する人の方が多いようである。(2018年平均乗降客、国際展示場駅29379人、東京ビッグサイト駅10134人、有明駅3052人)
駅舎の規模も大きく、かつて東京都市博を企画した当時に大きめなサイズで作られたのがよくわかる。地下に降りると2つのホームがあるが1本おきに大崎止まり、埼京線乗り入れが到着する。
有明駅から国際展示場駅までの乗換は改札口同士でわずか2分。しかし、ホームまではりんかい線の地下が深いため、早足で歩いても5分はかかる。
調べて見ると意外にあるもので、これを覚えておくとひょんなことで役立つ。私の場合、ビッグサイトから川越に行く必要があり、難儀していたところ、地図を見て発見したら1本で行けたことがあった。