hokutoのきまぐれ散歩

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人形町 徳〜人形町ランチグルメ

2020-11-04 05:00:00 | グルメ
伊勢うどんはご存知だろうか?店により異なるが生麺を1時間近く茹でてもっちりした太いうどんに仕上げる三重県固有の料理法。讃岐うどんのようなコシは全くなく、たまり醤油やカツオの出汁などで作ったタレを丼の底に入れて、うどんを乗せ、かき混ぜて食べるが、このもちもちとした食感ははまる。

私は以前に伊勢神宮近くのおかげ横丁で初めて食したが、色の割には塩辛さはなく、まったりとした美味さに魅了された。しかし、東京にはあまり食べさせてくれる店がなかったが、水天宮前駅近くに発見、早速足を伸ばして見た。

店の名前は『徳』、こじんまりした店でスナックを居抜きで開店したような造り。店に入るとカウンターに2人、間隔を開けるためカウンターの定員は3人。後ろにボックスが3つある。ご主人と奥さんの2人経営で奥さんは愛想がいい。

せっかくきたのだから伊勢うどん(750円)にミニマグロ丼(350円)を追加したセットにする。ほかにそぼろ丼・ばくだん丼は+150円、生姜焼き丼は+350円である。

目の前に『内田友紀』ほか2人のサインが貼ってあるのもスナック風。奥さんは気遣いがある人できめ細かく相手をしてくれる。先に来ていたカウンター氏は馴染みらしく、親しげに話をしている。

5分くらい経ってミニマグロ丼が到着。ほかに味噌汁、白菜漬、卵焼きなども付いて来る。今日はいいハマチもあるそうで、刺身の半分はハマチ、さらにハマチの叩きも乗っている。

ワサビを醤油に溶かして掛けるが、量がある。ハマチからいただくが、確かに鮮度が良く、また脂も乗っていて旨い。もちろんマグロも悪くないが、ハマチの方が上である。

ちょうどマグロ丼を食べ終わる頃に伊勢うどん到着。もちもち、ふかふかの太いうどんは湯気を立てている。丼の底にタレが入っていて混ぜ合わせてこれをいただく。薬味はネギ、別皿に桜えび入りの揚げ玉。まずはそのままで頂くが、色がかなり黒い割には薄味、タレが染みても塩辛さは感じない。この食感は通常のうどんとは全く別物でツルツルとはいかない。



もちもち、ふにゃふにゃしているうどんを適量掴み、食べる。途中で揚げ玉を投入するとアクセントがついてこれも旨い。完食するが、ミニ丼も量があったため十分満腹になる。

最後にアイスコーヒーが出され、これを飲み干すともうお客さんが列をなしていたため、勘定をして退散しました。ご馳走さまでした。

人形町 徳
中央区日本橋蛎殻町2ー3ー7
0336650972