早いものでもう11月も中旬、だんだん寒くなってきた。11月ほど着る物が難しい月はなく、1日の寒暖の差、日による寒暖の差が大きい。今日などは最高気温は北海道も東京も福岡も大して変わらないが、少し前は北日本は吹雪などという日もあった。しかし、そんな11月には必ず酉の市がある。
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今年は一の酉が2日、二の酉が14日、三の酉が26日、と三の酉まである。三の酉まである年は火事が多いなどと言うが、カレンダーから考えると確率は二分の一程度、あまりあてにはならない。ところで酉の市の名物といえば様々な飾りを付けた熊手でかなり大きなものまである。
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酉の市の由来は収穫後に色々なものを持ち寄り、売買する市が発祥で、その中で熊手を売る際に景品のダルマやおかめなどを付けたのがよく売れたため、熊手に商品を付けて売るようになったという説がある。私が行く武蔵野八幡宮(武蔵野市)にも熊手屋さんが3軒並んで店を出している。
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今回は6時過ぎに訪れたのだが、昼間と違い、古い大きな熊手を肩に乗せてお参りする人も多い。列に並んでいると景気の良い手拍子、売るたびに聞こえるのも気持ちがいいもの。
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ただ、私もお参りはするが授けてもらうのは神社の可愛らしい熊手、娘の分も含めて2体頂きました。
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ただ、八幡宮へのお参りの列に並ぶ人は多いが、その中でこの熊手を買う人もまばら。1000円だった熊手も1500円に値上げされたからだろうか。それにしても今年の二の酉は暖かかった。