hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山歳時記㉒〜ハナミズキを愛でながら歩く

2023-04-18 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』㉒、ソメイヨシノが終わると翌週あたりから街角でハナミズキの花を見かけるようになってくる。

ハナミズキとソメイヨシノの関係は日本が日米平和のために1912年アメリカワシントンDCに送ったサクラの木の返礼として1915年にアメリカから日本に贈られたという縁がある。この時に贈られたのは白が40本、ピンクが20本、計60本で日比谷公園や小石川植物園などに植えられたのである。その原木は1本だけ都立園芸高校に残されている。

また、ソメイヨシノと同様に葉が出る前に花(実は花のように見えるのは総苞だが)が咲き、木全体に花が咲くところも似ている。

我が家から駅まで行く途中にもたくさんのハナミズキを見ることができる。最初はピンクと白の高い木が隣り合わせに植えられているもので透明感がある。

次も木にたくさんの白い花が付く4mくらいの高木で今がまさに盛りである。



まだまだ、あるが、同じハナミズキでも植木屋さんが剪定しているものは木の形が美しく、左右対称にしかも枝をちょうど良い頃合いで開いて咲く。

我が家の1.3mしかない盆栽ハナミズキは日当たりが良くないこともあり、周りの木に比べて毎年開花が1〜2週間は遅れる。4月8日の段階では総苞の色が赤っぽく変わり、そろそろ花という感じにはなってきたが、まだ小さい。



4月16日にはようやく総苞が開きかけてピンクの可愛らしい、しかし、まだ伸び切っていない段階であった。



もう1週間経てば開花宣言となるだろうか。まあ、枯れずに復活して毎年花を付けるだけでも嬉しいと思っている。