hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

第17回人形市に行く

2023-11-03 05:00:00 | 日記
11月に入り、人形町では恒例の『人形市』が11月2日〜4日の日程で開催される。人形市は愛好家や趣味のグループから一流メーカーまでが人形町〜水天宮前までの歩道に50店舗の露店を開く。

早速、2日昼休みに店を見て回る。やはり干支の置物が多いが、季節柄ひな人形も人形だけではなく、ぼんぼりや橘と桜、かごや長持など道具までばら売りしている。

売っている人形は色々、懐かしいセルロイドのキューピー人形、繭玉で作られたウサギ、ガラス細工のおひなさま、猫の人形ばかり並んでいる店、吊るし雛など特徴のある店が多い。



ジュモーのようなリアルな女の子の人形が並んでいるかと思えば、フェルト細工で干支の羽子板や兜などを作る店もある。



干支の羽子板(長さ10cm程度)をつくる高齢の御婦人に話を聞くと毎年その翌年(今年は辰)の羽子板を作り、売っていたが、毎年買ってくれるお客さんにいつまでも作って、毎年集めているからと言われたが、目が悪くなり、作るのが楽しかったが今では苦しくなったのでもう作らなくなるかもしれない、などという話を聞く。

同じ店でミニチュアの積み木を褒めたら、もうここにあるのが最後の1セット、もう作れませんとのこと。やや寂しい会話であった。



特にお目当てのものはないが、辰の置物を見ていると小さくて可愛いのがあり、購入(300円)。しかし、もう少し行くと辰の起き上がり小法師(400円)があり、これも悩んだ末に購入。ついつい手が出てしまう。

吉徳大光では兜とお雛様を販売中。かつてはクワガタが金色しかなかったが今はシルバーが人気、また兜の色も黒が当たり前だったが、今はパステルカラーがよく売れるらしい。小ぶりの兜で1万円、しかし箱などセットにすると35000円だとか。



人形の久月は羽子板が中心、やはりいいものは高い。

『犬の張子の箸置き』を売っている店を冷やかしたが、人形町という場所柄、お産に関係する犬の張子は売筋らしい。



などと色々な店で売っている人と会話しながら歩くのも人形市の楽しみである。ただ、私が買ったのは先ほどの2つの辰の置物のみでした。
3日、4日もやっています。人形町や日本橋にお出かけの際にはぜひ寄ってみて下さい。可愛い人形が待ってます。