皿沼不動バス停に到着したのが午前8時過ぎ、この日は日暮里舎人ライナーの乗りつぶしをする予定だが、せっかくなので皿沼不動尊にお参りに行く。少し先の右側の道路沿いに大きな本堂がある。
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皿沼不動尊は永昌院といい、寛永年間に創建されたものである。この付近の土地が寛永寺に寄贈された際、多くの寺院が作られたが、当時は民衆が成田山詣が盛んに行われていた。明治になり、当時の住職普ト和尚が不動尊として寺の再興を行なった。
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近年に永昌院三世である信央和尚により本殿を竣工、また、日本最大級の一木造りの不動明王像が勧進されたとのことである。
早い時間であったため、その不動明王像の姿は見ることはできなかった(拝観は10時〜)が、大きな梵鐘が下がっている本堂に参拝した。関東二十不動の一つに数えられている。
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皿沼不動尊を出て谷在家駅に向かう。この通りが五色桜通りと呼ばれているがその由来がきになった。
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すると途中にある桜並木でその由来を知る。説明板によると『足立区江北地区は昭和初期までは「荒川の五色桜」と呼ばれる桜の名所であった。その名は桜の時期になると白、黄色、淡紅、濃紅などに彩られ、五色の霞がたなびくように見えたとされる。
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明治45年に当時の尾崎行雄東京市長が日米友好の証のしてこの桜をワシントンに贈ったが、その後戦争や公害などにより、荒川の五色桜は衰退してしまう。そこでワシントンにある桜の苗木を里帰りしてもらいここに植樹したものである。』とあった。確かに左右に桜並木が伸びていてさぞや春には綺麗な花を見ることができるのであろう。
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もう少し歩くと『谷在家駅』のバス停、ここには川口駅東口行きのバスが待機していた。
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その先、尾久橋通りを右に曲がると日暮里舎人ライナー谷在家駅に到着した。
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ここから都営交通一日乗車券を購入の上、日暮里舎人ライナーのスタンプを集めることにした。